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舞台「春のめざめ」製作発表会が9日、神奈川県内で行われ、出演者の志尊淳、大野いと、栗原類ほかが登場した。
この作品は、1891年に劇作家フランク・ヴェデキントが書いた戯曲で、思春期の少年たちの性への目覚め、生きる事の葛藤、それに対する大人たちの抑制などが描かれる。
主演の志尊は「初主演舞台でやることが決まりまして、今はうれしい気持ちでいっぱいです。この『春のめざめ』の本を読ませていただいて、誰もが通る道であり、人それぞれ環境それぞれで感じることも変わるこの作品を、僕の同年代の方にも上の方にも、ぜひ見ていただき、いろいろ届けたいという思いです。プライドを捨てて精一杯やらせていただきます」と意気込みを語った。
大野は「(原作は)120年前に書かれた話なのに、こんな性について扱った作品があるんだということに驚きと魅力を感じました。私が演じるのは14歳の少女なんですけど、いま21歳なのでそこの間を埋めることができたらいいなと思っていて、不安でもありますが14歳をもう一度生きたいなという気持ちでいます」と心境を語った。
「思春期の難しい年ごろの葛藤を演じるうえで、準備したいことは?」と質問されると、志尊は「僕自身、『春のめざめ』で描かれてる葛藤を感じる瞬間がすごくあって、10代のころだったと思うんですけど、まだ記憶があるので、それをしっかりと自分の内側から掘り下げられるように準備したいです」と答えた。

製作発表会に登場した(左から)栗原類、志尊淳、大野いと
栗原は「子どもを演じるにあたって、子どもらしい仕草、声の出し方や表情を、自分の中学の時はどうだったのかなと振り返りつつ、動きを作っていけたらなと思います」と話した。
また、大野は「共演者の志尊さんと栗原さんの印象は?」と振られると、「役を通して見てしまうので、すでに役の人物に見えてます。だから、あまりいい印象な感じではないんですけど…。外ではすごくすてきな笑顔で、すてきだなと思っています」と2人の印象を告白し、笑いを誘った。
舞台は5月5日~23日、KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオほかで上演。

大野いと

栗原類
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