海老蔵、麻央が待つ自宅へ「早く帰りたい」 寺島しのぶ「やっぱり歌舞伎が好きだったんだ」

2017年2月4日 / 13:31

座頭市を演じる市川海老蔵

 六本木歌舞伎 第二弾「座頭市」の公開舞台稽古および囲み取材が3日、東京都内で行われ、出演者の市川海老蔵、寺島しのぶが出席した。

 時代劇史上に残る名作『座頭市』を、リリー・フランキーの脚本、三池崇史監督の演出、海老蔵と寺島の22年ぶりの共演で描く。

 盲目の市を演じる海老蔵は「暑いね。今日2回やっているから。しかも朝は成田山で豆まきしているから」と恒例の千葉県成田山新勝寺での豆まきを振り返った。

 今年の豆まきには長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんも参加しており、舞台稽古中も客席に2人の姿があった。海老蔵は「それなりに楽しんでいましたよ。一番笑ってくれていて、いいお客さんだなって」と頬を緩ませた。

 乳がんで闘病中の妻・小林麻央は「(豆まきの様子を)家で見ていたみたい、テレビに映ったのを写真に撮ったのが私のところに送られてきて、喜んでいました。(自宅に)いますよ、だから早く帰りたい」と本音ものぞかせた。

 女中見習いに励む盲目の少女おすずと江戸随一の花魁・薄霧の二役を演じる寺島は「疲れ切って燃えカスのような初日にならないようにしたい。皆、私が女だってことを忘れているんですよ。体力が違いますから、本当に苦しいです」とぼやきつつ、「彼(海老蔵)とか(市川)右團次さんとか、他の皆はプロですから、私が、変な異物が入っているように見えなければいいなと思います」と語った。

 海老蔵が「しのぶさんは音羽屋のお嬢さんですから、いろいろな意味で感慨深い。歌舞伎という名目の舞台の上で、お姉さんが白塗りして歌舞伎役者のように早替えを見せたり、花魁道中をしたり」としみじみ語ると、寺島も「歌舞伎の要素をこんなにやらせてもらえて感謝です。(歌舞伎が)好きだったんだなって思いますね、やっぱり」と語り、ほほ笑んだ。

 公演は4日~20日、都内、EXシアター六本木で上演。

公開舞台けいこ後、囲み取材に応じた寺島しのぶ(左)と市川海老蔵

公開舞台けいこ後、囲み取材に応じた寺島しのぶ(左)と市川海老蔵


芸能ニュースNEWS

「コーチ」「コーチする相手が毎回変わるからワクワク感が何度も味わえる」「今回は仮面ライダー対決だった」

ドラマ2025年10月26日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第2話が、24日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「豪華な俳優陣が誰一人として暇じゃない群像劇」「二階堂ふみのマイケル・ジャクソンが本番でも見られるかも」

ドラマ2025年10月23日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第4話が、22日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「新東京水上警察」”日下部”加藤シゲアキと“礼子”山下美月の関係が暗雲か… 「日下部と礼子の距離が離れていきそうな予感」

ドラマ2025年10月22日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「スクープのたまご」芸能人の張り込みシーンは「ヒヤヒヤした」 “桑原”本島純政の記者の苦悩に「胸がいっぱいになった」

ドラマ2025年10月22日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子が“理佐子”峯岸みなみに復讐 「元日向坂46と元AKB48の対決がいい」「峯岸みなみの熱演がすごい」

ドラマ2025年10月22日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第3話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

Willfriends

page top