遠藤憲一、舞台あいさつを“はしご” 「妖怪から人間役に戻ってまいりました」

2016年12月17日 / 16:53

(左から)高橋惠子、岡部尚、遠藤憲一、水野真紀、尾崎右宗

 映画『うさぎ追いし 山極勝三郎物語』の公開初日舞台あいさつが17日、東京都内で行われ、出演者の遠藤憲一、水野真紀、高橋惠子、岡部尚、近藤明男監督ほかが登壇した。

 本作は、長野県上田市を舞台に、人工がん研究の先駆者・山極勝三郎(遠藤)の生涯を描く。

 遠藤は目を潤ませながら「なかなか普段、感極まるということはないのですが、この映画は、低予算の単館(上映)から始まった作品。初日から立ち見まで出ているとあり、本当に感謝します」とあいさつした。

 遠藤は、同じく初日を迎えた出演映画『妖怪ウォッチ~』の舞台あいさつから“はしご”をしたこともあり、「妖怪から人間役に戻ってまいりました」と陽気に語って笑わせた。

 また、NHKの大河ドラマ「真田丸」に上杉景勝役で出演した遠藤。舞台は本作と同じ上田とあり「不思議な縁を感じています。水野さんと撮影初日に、市長さんにお会いした時は、ポスターも何もできていなくて、バックに『真田丸』って書いてある所で記念撮影をして、何の宣伝か分からなくなっちゃった。でも先月行った時には、この映画のポスターがいっぱいあって、“やっと肩を並べられるようになったな”と思いました」と語り、ほほ笑んだ。

 映画にちなみ「自分が勝三郎なら、2年以上も地道な実験を続けられたと思う?」と聞かれた遠藤が「若いころはこらえ性がないので無理だったでしょう。今は逆に、例えば“2年を懸けて一つの映画を作る”みたいな役があったら喜んでやります。長い時間を懸けてコツコツ作るのが好きなんです」と答えると、観客から温かい拍手が贈られた。

 一方、劇中で病をおして実験に向かう勝三郎に「命よりも大切なものはありません」と訴える妻かね子を演じた水野には「もし自分であれば、夫を力づくでも休ませたと思う?」という質問が。

 「行かせたと思います」と答えた水野は「『相手の成長を止めるような愛し方をするな』というのが、『エースをねらえ!』でありまして。確か、宗方コーチが藤堂くんに言った言葉だと記憶しています。それが私の中に残っていまして…」と明かして笑わせた。


芸能ニュースNEWS

「Destiny」“奏”石原さとみと“真樹”亀梨和也の12年ぶりの再会に感動  「運命を感じる」「真樹の『泣くなよ』がよかった」

ドラマ2024年4月17日

 石原さとみが主演するドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の第2話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、学生時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会を果たしたことで青春時代 … 続きを読む

「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”京本大我の雨の中のキスに反響多数  「横顔が美し過ぎる」「キュンを超えて面白い」

ドラマ2024年4月17日

 京本大我が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系)の第3話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、恋をしたことがない売れっ子の若手俳優・渋谷大海(京本)が、年の離れた妹のお迎えがきっかけで保育士・青田 … 続きを読む

ドラマ「からかい上手の高木さん」月島琉衣&黒川想矢が撮影秘話を語る  映画版主演の永野芽郁&高橋文哉に対面し「うれしい」と感激

ドラマ2024年4月17日

 現在放送中のドラマ「からかい上手の高木さん」(TBS系)の主演を務める月島琉衣と黒川想矢が取材に応じ、ドラマの見どころや撮影時のエピソードなどを語った。  本作は、山本崇一朗氏による同名コミックが原作(小学館「ゲッサン少年サンデーコミック … 続きを読む

瀬戸利樹、“女性向けのセラピスト役”で「新しい価値観に出会えた」 久保田悠来、池田匡志と共に「女性用風俗」の講習に参加

ドラマ2024年4月17日

 ドラマアディクト「買われた男」第1話先行試写会&記者会見が16日、東京都内で行われ、出演者の瀬戸利樹、久保田悠来、池田匡志が登場した。  本作は、セックスレスの主婦、芸能人、女社長、風俗嬢など、さまざまな悩みを抱えた女性たちが「女 … 続きを読む

「95」あか抜けていく“秋久”高橋海人の姿に 「応援したくなる」 「陰キャのQとギャルの絡みのシーンが面白かった」

ドラマ2024年4月16日

 高橋海人が主演するドラマ「95」(テレビ東京系)の第2話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレあり)    本作は、早見和真氏の青春小説が原作。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆 … 続きを読む

Willfriends

page top