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会見に出席した(左から)加藤剛、加藤頼、津川雅彦
NHK BSプレミアムのBS新春時代劇「大岡越前スペシャル」の試写会および会見が6日、東京都内で行われ、出演者の東山紀之、加藤剛、ミムラ、加藤頼、松原智恵子、津川雅彦ほかが出席した。
大岡忠相が江戸南町奉行に就任して300年の節目となる2017年に放送されるドラマは、家老の不正を探ったことで流浪の半生を送り、人生の最後に白洲で人を殺したとうそをつく老骨の武士(加藤剛)と、うそと承知で挑む忠相(東山)の名裁きを描く。
かつて30年にわたって忠相を演じてきた加藤剛がゲスト出演し、新旧の忠相が夢の共演を果たした。東山は「加藤剛さんの『大岡越前』で育った世代で、まさか自分がこの役をできるとも思っていなかった。憧れの剛さんとご一緒して、ご褒美をいただけたのかなと思って、楽しく過ごさせてもらいました」と感動を語った。
お家騒動に巻き込まれ、追われる身となった風間五郎左衛門を演じた加藤剛は「『大岡越前」が終わったのがちょうど10年前でしょうか。久しぶりの京都の撮影所でおなじみのスタッフ、共演者の方と会って、今回は本当に懐かしい気持ちでいっぱいでした」としみじみ振り返り、「今回がこれで最後の出演になるだろうと思って出させていただきました。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
南町奉行所同心・片瀬堅太郎として東山のシリーズに出演している息子の加藤頼は「物心ついたころからうちで見ていて、加藤家としては生活の一部のような作品でした」と語り、「われらがお奉行に仕える同心としての立場がつかめてきたかなという時に父と共演できたことは、役者としても息子としても幸せな時間だったと思っています」と感慨深げだった。
加藤剛とは旧知の仲で忠相の父・大岡忠高役の津川は「この作品の目玉は、新旧大岡越前が顔合わせをするということ。残念なのは剛ちゃんがせっかく出てくれるのに僕とはワンシーンも絡みがなかった」と悔しさをにじませた。
また本作は、大西信行氏の遺作脚本をドラマ化したことから「ある意味劇的な顔合わせで劇的に誕生し、正月にオンエアされるのはたいへんめでたいことだと思って喜んでおります」と語った。
2人が白洲で対峙するシーンでは東山が「加藤剛さんがやるということで、徐々に先輩たちが集まり出して、その上で加藤剛さんを裁かなくてはならないという状況下に置かれた時に、だんだん緊張してきて…」と撮影を振り返って笑わせた。
対する加藤剛は東山の忠相ぶりに「東山さんの大岡越前をずっと見ていました。正義感のある温かい心を持って優しい大岡を演じられていてとてもうれしく思っていました。これからもどうぞその気持ちで頑張ってください」とエールを送った。
ドラマは2017年1月3日午後7時半からオンエア。
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