知念侑李「映画主演はいまだに信じられない」 内村監督「『親子みたい』と言われたこともあった」

2016年10月22日 / 15:27

原作・脚本・監督・主演の内村光良

 映画『金メダル男』の初日舞台あいさつが22日、東京都内で行われ、出演者の内村光良、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、宮崎美子、平泉成が出席した。

 内村が原作・脚本・監督・主演を務めた本作は、幼少時代に徒競走で一等賞の金メダルを取ったことをきっかけに、世の中のあらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の七転び八起きの人生を描く。

 “ヤングな”泉一役で内村と共に主演した知念は「こんなに盛大に初日を迎えることができてとてもうれしいです」とあいさつ。「今日、主演としてここに立っているのがちょっと信じられなくて。本当に僕が主演をやったのかなって」と照れながらも、「自分にはちょっとプレッシャーが重かった部分もあるけれど、共演者の方々と協力して本当にいい映画が出来たと思います」と語った。

 この日は“壮年期の泉一”役を演じた内村から、知念に「知念でよかったで賞」と書かれた“金メダル”が贈呈された。当初“ヤングな”泉一役を演じる俳優を「探しあぐねていた」という内村は「俺の中でジャニーズという考えは全くなかった。そんな時にプロデューサーさんから『知念くんは?』と言われて。灯台下暗し。そういや『親子みたい』と言われたこともあったなって」とオファーの経緯を説明。改めて知念に「中学生から25歳までを立派にいろんな表情を演じてくれた」と感謝を述べた。

 また、知念が内村に手紙を贈るというサプライズ演出も。手紙を取り出した知念は「初日おめでとうございます。内村監督のおかげですぐに現場になじむことができました。撮影の後半では、7年半バラエティーでご一緒してきた中で、初めて内村さんの『疲れた』という言葉を聞きました。それでも最後まで妥協せずに監督する姿はとてもかっこ良かったです。とても尊敬しております」とコメント。

 続けて「上からになってしまいますが、内村さんの頑張りが一番の“金メダル”です。次は見てくれた方の中での一等賞を取りましょう」と呼び掛けた。

 これに内村は「やった!尊敬された!」とガッツポーズをすると「うれしいですね。私は(知念のことを)“小さな巨人”と呼んでいるのですが、本当にスクリーン映えする子、大きな画面に映える子だなと思っている。今後も映画は続くと思うので、俳優として頑張ってほしいと思います」と熱いエールを送った。

(左から)平泉成、ムロツヨシ、木村多江、内村光良、土屋太鳳、宮崎美子

(左から)平泉成、ムロツヨシ、木村多江、内村光良、土屋太鳳、宮崎美子


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