映画『スター・トレック BEYOND』ジャパンプレミアが19日、東京都内で行われ、製作を務めたJ・J・エイブラムス氏、スコット役と脚本を手がけたサイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督と『スタトレ』50周年記念アンバサダーの前田敦子が出席した。
「スター・トレック」シリーズ誕生50周年を記念し、イベントの会場となった新宿歌舞伎町は23世紀の未来から“スペースドック”が出現して宇宙空間に彩られた。『スタトレ』全作品で来日しているJ・J氏は「日本に戻ってこられてうれしい。なぜなら世界で一番大好きな都市が東京だからです。ワールドツアーを東京で終われるのは最高に幸せ」と語りファンを喜ばせた。
ジャスティン監督も「愛と情熱を持っている皆さんのシリーズに関われてうれしかった。皆が情熱を持って作った映画です」と自信をのぞかせ、脚本を共同執筆したサイモンは「(J・Jとは)10年ほどの付き合い。前2作品で一緒だったプロデューサーから話があって断ることのできないものですし、素晴らしい機会になると思った。とても幸せな体験になりました」と充実感を語った。
アンバサダーとして登壇した前田は「皆さん、楽しんでいますかー!?」とファンに呼びかけ、大盛り上がりの会場に笑顔を見せた。J・J氏が監督した映画『スタトレ』1作目の来日プロモーションで対面しており、7年ぶりの対面には「そのときの会見でお会いしてそれからすっかりファンになりました。こうして再会できてすごくうれしいです」と喜んだ。
“スペースドック”の点灯セレモニーではステージの真裏に映し出された関係で「すごいですね。でもここからだとちょっと見えない」と笑いを誘い、降壇の際にドレスの裾を踏んでつまずきかけた前田は、バランスを崩したところですかさず手を差し伸べたJ・J・氏から手厚いエスコートを受けていた。
映画は10月21日から全国ロードショー。