葉加瀬太郎、平井理央の「手を握りそうになった」 プラネタリウムの新作完成披露試写会開催

2016年9月16日 / 19:23

平井理央(左)と葉加瀬太郎

 コニカミノルタプラネタリウムの新作「Feel the Earth  ~Music by 葉加瀬太郎」の完成披露試写会が16日、東京都内で行われ、葉加瀬とナレーターを務めた平井理央が登壇した。

 本作は、ドームいっぱいに広がる星空の下、葉加瀬の音楽と、オリジナルのアロマが楽しめる癒やしのヒーリング作品で、17日から来年1月末まで公開予定。

 葉加瀬は「Etupirka(エトピリカ)」や「ひまわり」といった自身の人気楽曲を提供したほか、本作のために、新曲「銀河のものがたり」を書き下ろした。「この曲にはシンセサイザーが入っているんですが、当初、そこはバイオリンを使う予定でした。このレコーディング中に、シンセサイザー奏者の冨田勲さんがお亡くなりになり、追悼の意を込め、オマージュとして入れさせていただきました」と明かした。

 そして「プラネタリウムは子どものころに経験したことがあるのと、ここで一度演奏したことがあるくらい。子どものころを思い出して今回の曲を書きました。一緒にいる人を意識するような、隣に座っている人の手を握りたくなるような曲を作ろうと思いました」と思いを語った。

 本作では、葉加瀬が平井をナレーターに指名した。平井からの「なぜ私を指名してくださったんですか?」という質問には、「以前ご一緒させていただいて、声の質感が柔らかいけど力強かったので。それにこうしてお会いできるので」と笑わせた。平井は「どうやったら作品に寄り添えるかを考えてナレーションをしました」と収録時の様子を明かした。

 今回、平井と共に初めて映像を鑑賞した葉加瀬は「こういう時間はいいね。久しぶりに上を見ました。温泉旅行へ行ったようなリラックス感でした」と絶賛。

 自身の曲「MY HOME TOWN」が流れるロンドンのシーンでは「この曲は大阪を思って作ったが、ロンドンにも合う。本当にテムズ川沿いに座っている気になった。ふと、隣の理央さんの手を握りそうになってしまいました」と打ち明けると、平井から「大歓迎ですけど」と返され、照れる一幕も。

 最後は、年末まで行われる自身のコンサートについて、「ソロになって20周年。20年というと子どもが成人する年。振り返りながら、襟を正す思いでコンサートをしようと思う」と語った。


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