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舞台への責任を語った山本耕史
舞台「マハゴニー市の興亡」の公開稽古&囲み取材が5日、神奈川県横浜市で行われ、出演者の山本耕史、マルシア、中尾ミエ、上條恒彦、古谷一行ほかが登場した。
本作は、欲望だけが支配する街マハゴニーの隆盛と衰退を描く。舞台上に観客参加型の「市民席」が用意されるなど特殊な演出プランが用意されている。
主演の山本は「ありきたりですが、ここまでくるのが短かったような長かったようなという感じです。劇で伝えたいメッセージ性が一つにまとまっているのか、はたまた個々の存在を主張し、別々の方向を向いているのかが今でも分からない。だけど、その分からないという感覚こそ一つの都市のあり方だと思います」とコメントした。
一方、マルシアは「稽古はバタバタで忙しかったです。明日はマハゴニー市民席が舞台上にあるのでジェニーとしていじりまくりたいと思います。なんちゃって」と笑顔で答えた。
稽古に長時間を費やしたという山本は「僕自身はあまり大変だと思ったり長いなあと感じたりすることはなくて、やはり練習は何度もすることで自分の血肉になりますし、少しずつでも積み上げられているのがうれしかったです。一番怖いのは経験を積めずに舞台に上がることですから」と話した。
また、特に難しかったことを聞かれた山本は「やはり歌ですね。普通の人には歌えないだろうと思います。人前で練習したり、家に帰って練習するのは苦手なんですが、今回は車内で歌ってしまっていました」と明かした。
マルシアとのキスシーンに話が及ぶと山本は「淫靡(いんび)の中にも美学のあるキスシーンですし、言ってしまえばエログロみたいな感じです。マルシアさんは役柄上とても口紅が濃いですから、いろんなところにくっついたのを忘れて帰らないようにしないと」と冗談を交えながら語った。
誰に見に来てほしいかと質問されると「いろんな人に見に来てほしいですよ。そしてもちろん奥さん(堀北真希)にも」語り、照れ笑いを浮かべた。
舞台は6日~22日、神奈川県、KAAT神奈川芸術劇場<ホール>で上演。
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