菅田将暉、池松壮亮の意外な一面を語る 「思っていたよりもボケるのが好きな人」

2016年6月7日 / 20:47

池松壮亮(左)と菅田将暉

 映画『セトウツミ』の完成披露試写会が7日、東京都内で行われ、出演者の池松壮亮、菅田将暉、大森立嗣監督が登壇した。

 本作は、関西の男子高校生の日常を全編会話劇で映し出した青春映画。タイトルは、主人公の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。クールな塾通いの内海を池松、元サッカー部のお調子者、瀬戸を菅田が演じた。

 本格的に演技で共演するのはこれが初めてという2人。お互いの印象について聞かれた池松が、菅田について「心と体が柔らかい柔軟性のある俳優さん」と評すれば、菅田も「真面目な話、(友人で俳優の)大河が『(池松くんは)役者の鏡だよ』と言っていたのですが、本当にその通りでした」と明かした。

 大森監督は二人について「初対面では一言も口聞かなかった。この二人、大丈夫かな?とちょっと怖くなった」と笑わせながらも「べたつかない感じがすごくいい。撮影の合間も割とお互いそっぽを向いて。でも、ふと見たらしゃべっている。仲いいのか悪いのか分からない感じが良かった」と語った。

 ほぼ河原のワンシチュエーションで行われたという今回の撮影。池松が「お尻が痛かったですね。途中で(スタッフが)見かねて座布団を買ってきてくれたんですが。100均だったんですね。全然(クッションの)効果がなくて、痛くて…」と撮影中のエピソードを明かした。

 一方、菅田は「思ってたよりも池松くんがボケるんですよ。ボケることが好きな人で…。だから突っ込むのがすごく大変でした」と現場での思い出を披露。

 大阪出身の菅田は「僕は上京して7、8年経つんですが、そのやり取りが、すごく地元にいたころの感覚で…。人知れず、突っ込みだ、ボケだということが日常の中にある感じを久しぶりに感じて。それ以来、池松くんと会うとそんな感じです」と笑顔で振り返った。

 本作で関西弁に初挑戦した福岡出身の池松は「難しいし、できればやりたくなかった。関西の人の“関西弁チェック”が入る感じとか本当に嫌だし、できれば大阪で公開してほしくない」と弱気なコメント。

 そんな池松の関西弁の出来栄えを尋ねられた菅田は「はい、それはもう!」と太鼓判を押したが、池松は「(現場では)78点って言ってましたから」と苦笑いだった。

 映画は7月2日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。

(左から)大森立嗣監督、池松壮亮、菅田将暉

(左から)大森立嗣監督、池松壮亮、菅田将暉


芸能ニュースNEWS

風間俊介「“かわいくなろう”と心に決めました」と告白 相手役の庄司浩平も太鼓判「十分でございます」

ドラマ2025年7月2日

 ドラマ24「40までにしたい10のこと」の記者会見が東京都内で行われ、出演者の風間俊介と庄司浩平が登場した。  本作は、BLジャンルで活躍中の漫画家・マミタ氏の人気漫画が原作。10年以上恋人なし、会社と家を往復するだけの毎日を送るアラフォ … 続きを読む

夏本番! USJでびしょぬれ祭典が開幕 伊藤沙莉も水噴射で笑顔

イベント2025年7月1日

 俳優の伊藤沙莉が6月30日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)に登場した。びしょぬれ必至の夏イベント「NO LIMIT!クール・サマー」の開幕セレモニーでウォーターシューターを手に来場者と水を噴射しあい、「びちょびちょにな … 続きを読む

“怪談”をテーマにしたリアルイベントを開催 平野綾×佐藤流司、藤原紀⾹×平野良で朗読

舞台・ミュージカル2025年6月30日

 今年の夏も記録的な猛暑が続く予報。暑い夏を少しでも涼しく過ごすのに最適なイベントがやってくる。  近年、YouTubeや配信番組などが多数制作されるなど、ブームを⾒せている“怪談”。今回、その“怪談”をテーマにした⼤型リアルイベント「To … 続きを読む

本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴が異色ラブコメディーに挑戦 本田「恋愛の中に人としての大切なことが描かれている」

ドラマ2025年6月30日

 火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送)の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。 … 続きを読む

手塚治虫原作、演出・栗山民也、主演・坂本昌行のミュージカル 「ブラック・ジャック」が開幕

舞台・ミュージカル2025年6月28日

 手塚治虫の不朽の名作を演出・栗山民也、主演・坂本昌行で贈るミュージカル「ブラック・ジャック」が、6月28日(土)に東京・文京区のIMM THEATERで開幕。初日前日の27日(金)にフォトコールと取材会が行われた。  1973年「週刊少年 … 続きを読む

Willfriends

page top