綾野剛、被災者を思い、写真の拡散を促す 「われわれがここに立っている姿を届けて」

2016年4月25日 / 21:09

 映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、出演者の綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス)、ピエール瀧と白石和彌監督が出席した。

 実際に起きた汚職事件をベースにした本作は、刑事としての点数を稼ぐために“S”と呼ぶ裏社会のスパイを率い、あらゆる悪事に手を染め、規格外の捜査に突き進んでいく北海道警察の警察官・諸星要一(綾野)の壮絶な26年間を描く。

 舞台上で元警察官などを従えた綾野は「拳銃200丁、大麻2トン、覚せい剤130キロ。非常に身の危険を感じております」と劇中に登場する“規格外のおとり捜査”の内情をにおわせ、「ちょっと暑いので脱いでもいいですか。皆さん暑くないですか? 僕だけ?」と汗を拭きながら、後ろからの圧迫感に苦笑した。

 盗難車バイヤーのパキスタン人役で実写映画に初出演した植野は「お彼岸に墓参りに行くタイプの、心は日本人のブラジル人とのハーフですが、パキスタン人を演じるのは不思議と違和感がなかった」と満足気に語った。

 獅童は「好青年で売っているので、こういう強面の暴力団の方の役は僕には務まらないんじゃないかと思いましたが、綾野くんが主演ということで、ぜひとやらせていただきました」と笑わせた。

 また、最近“悪いな”と思ったエピソードについて、獅童は「奥さんのいびきがあまりにうるさいのでちょっと鼻をつまんだんです。嫌がると思ったら無反応で、そのあとしばらく無呼吸になったので慌てて起こしました。そこで見ているんですけど、ごめんね」と会場にいる夫人に謝罪した。

 ピエールは「この質問があると知ったので、今日初めて会った植野くんをちょっとビビらせてやろうとずっと今まで無視しています」と明かして植野を驚かせた。

 最後に綾野は「今、九州の方では大変なことになっております。私たちができることはなんだろうと真剣に考えました。今、現在進行形で私たちが何をしているのかをきちんと発信していくことも一つの務めだと思っております。その思いを込めまして、皆さんに写真を撮っていただき、たくさんの方に拡散していただいて、われわれが今ここに立っている姿を届けていただけたらと思います」と促しファンサービスした。

 映画は6月25日から全国ロードショー。

(左から)白石和彌監督、植野行雄、中村獅童、綾野剛、YOUNG DAIS、ピエール瀧

(左から)白石和彌監督、植野行雄、中村獅童、綾野剛、YOUNG DAIS、ピエール瀧


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