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古川雄輝、男同士のラブシーンにも冷静 「他のシーンとそんなに変わらない」

帝王ゼラを演じた古川雄輝

 映画『ライチ☆光クラブ』のプレミア上映イベントが1日、東京都内で行われ、出演者の野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、内藤瑛亮監督ほかが登壇した。

 本作は、古屋兎丸氏の人気コミックを映画化。黒い煙と油にまみれた町・蛍光町で、廃工場の秘密基地に集い、「光クラブ」を結成した少年たちの、もろく、残酷で多感な思春期を描く。

 絶対的カリスマ性で光クラブを支配する帝王ゼラを演じた古川は、昨年末に富士山の麓にある廃工場で行われたロケについて「深夜帯の撮影で体に負担もあった」としつつ、「ゼラというのは僕がすごく演じたいなと思った役の一つ。撮影は非常にきつかったけど撮影そのものは楽しかった」と初の悪役に手応え十分の様子。

 この日は、キャスト陣が◯×の札を持って質問に回答。「自分が演じたキャラクターと友だちになれそう?」という問いに、「◯」と答えた古川は、ダークな役どころながらも「個人的に一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかなと…。多分みんながいるから、粋がっちゃっている感じなんだと思う」と分析し、「仲良くなれます。一緒にチェスとかしてみたいです」とほほ笑んだ。

 そんなゼラを偏愛する謎めいた美少年ジャイボ(間宮)との“妖艶なシーン”が話題となっている古川だが「やっている本人としては、そうはヤバくはなかった。他のシーンとそんなに変わらない感覚でやっていた」と冷静にコメント。

 すかさず野村が「あんなことや、こんなことをしてたのに? あんなとこもなめてたのに?」と興奮気味に突っ込むも、古川は「まあ、撮影ですから…」と淡々と返し、「(僕はこれまで)ラブシーンもいろいろやっていまして、それが単に(今回は相手が)男性だったというだけで…」と語った。

 「僕は“初めて”だったのに…」と嘆く間宮に、古川は「“初めて”を取ってしまって申し訳ない」と苦笑いを浮かべながら謝罪した。

 映画は2月13日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。

(前列左から)池田純矢、中条あやみ、野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、松田凌、(後列左から)岡山天音、柾木玲弥、戸塚純貴、藤原季節、内藤瑛亮監督

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