田辺誠一“画伯”が、切ない思いを吐露 「タカを描いたのにスズメだと言われ…」

2016年1月8日 / 20:21

出世欲むき出しの主人公を演じる田辺誠一

 WOWOW日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 撃てない警官」の第1話完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、出演者の田辺誠一、石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學、長崎俊一監督が登壇した。

 作家・安東能明氏の人気シリーズをドラマ化。ある日の不可解な事件を機に、所轄へ左遷された本庁所属のエリート警官を主人公に、警察組織内部でうごめく出世争いや復讐(ふくしゅう)劇をスリリングに描く。

 妻子へ愛情を注ぐ一方、エリート街道を歩むためならば、警察官をも平気で脅迫し、利用する主人公・柴崎を演じた田辺。役を演じてみて「やはり左遷させられたくないなと思った」と笑いを誘いながらも、「1人の男としての軸で(役柄を)見た時に共感できる部分が多かった」とコメントした。

 また「僕たち皆に共通しているのは“幸せになりたい”という思い。それが人によっては家庭や仕事であったりするけど、そのために何を選択し、何に目をつぶるのか…。そういった一個一個のパズルを組み立てていく感じがこのドラマの醍醐味(だいごみ)になっている」とアピールした。

 また、ドラマのキャッチコピー「犯人より、許せない奴がいる。」にちなんで、最近の許せない出来事を尋ねられたキャストたち。個性的な絵で“画伯”としても有名な田辺は「この前、大空を羽ばたくタカの絵を描いたら、周りの人に『スズメ』と言われてしまって…」とエピソードを披露。

 その理由は「どうしてか僕も分からない」としつつ、「『スズメって飛ぶんだ』と言われて、飛ぶけど、そこ論点じゃないよねって…。許せないというのではないけど、寂しいなと…」とボヤいて、笑いを誘った。

 一方「人の誕生日を覚えられない自分」と回答した中越は「数字の記憶が昔からうまくいかなくて、姉の誕生日がずっと覚えられない。7、8あたりが弱い」と意外な一面を告白。「今年はスケジュール帳にちゃんと書いていこうと思う」と反省しきりだった。

 ドラマは10日午後10時から毎週日曜日に放送。

(左から)長崎俊一監督、嶋田久作、中越典子、田辺誠一、石黒賢、山本學

(左から)長崎俊一監督、嶋田久作、中越典子、田辺誠一、石黒賢、山本學


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