多部未華子「自分を見詰め直します」 “制御が難しい女優”のイメージに苦笑

2015年12月5日 / 17:20

「この流れなんだろう」とつぶやいた多部未華子

 舞台「ツインズ」の公開舞台稽古が5日、東京都内で行われ、出演者の古田新太、多部未華子、りょう、吉田鋼太郎、演出の長塚圭史ほかが取材に応じた。

 舞台は、作・演出の長塚が、日本の安全神話は崩壊しているのではないか、家族というものもすでに幻想と化しているのではないかという視点から、近い将来に起こり得る日常を描く。

 長塚と古田がタッグを組むのは、2005年に上演された「LAST SHOW」以来、10年ぶりとなる。古田は久しぶりの長塚との舞台についての思いを聞かれると、「(演出が)細かい。あと、けいこが長い」と愚痴を交えて答え、会場を笑わせた。

 また、古田は舞台への意気込みを「まだ始まってないんですけど、早く終わればいいな」と話すなど、破天荒な発言を連発した。

 古田の発言を聞いた報道陣から「(俳優陣は)まとまりますか?」と心配の声があがると、長塚は「大変です」と本音を漏らした。そこには、古田の存在に加えて、吉田の自由な演技のことも含まれているようで「(吉田は)汗をかかないからって、ちょっと大きな声を出してみたりすることがあるんで、厳重に注意しながら、抑えつつやっていこうかな」と苦笑した。

 さらに、報道陣から、多部は大丈夫かと聞かれた長塚は「大丈夫ですよ。多部さんの制御は難しいんですか? このせりふはこういうふうに言ってと頼んだら、すぐやってくれますよ」と返答。これに対し、多部は「この流れなんだろう」とつぶやくと「自分をまた見詰め直します」と苦笑交じりで話し、会場を盛り上げた。

 舞台は6日~30日に、都内、渋谷PARCO劇場ほかで上演。

(前列左から)古田新太、多部未華子、りょう、吉田鋼太郎、(後列左から)長塚圭史、中山祐一朗、石橋けい、葉山奨之

(前列左から)古田新太、多部未華子、りょう、吉田鋼太郎、(後列左から)長塚圭史、中山祐一朗、石橋けい、葉山奨之


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