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生田斗真、私服で舞台あいさつに登場 福岡⇔東京「間に合ってよかった」

 映画『グラスホッパー』の大ヒット舞台あいさつが17日、都内の新宿ピカデリーで行われ、出演者の生田斗真と瀧本智行監督が出席した。

 伊坂幸太郎の大ヒット小説を映像化。生田は恋人を失った元教師の鈴木を演じ、ほかに浅野忠信、山田涼介らが出演している。

 この日は1日で福岡・博多と東京の2つの劇場を回る“大ヒット御礼弾丸ツアー”を決行した。観客の拍手に迎えられ東京の劇場に登場した生田は、紺色のライダースにハット姿。大雨の影響で飛行機が遅れ「着替える間もなく、これは私服です。さっき着いたんですが間に合ってよかった」とあいさつした。

 この作品は2013年公開の主演の映画『脳男』に続いて瀧本監督とタッグを組んだが、次回作をやるなら?という質問に「『脳男』も『グラスホッパー』も鈴木という役名だったので、もう一度鈴木という役で“鈴木三部作”を完結させたい」とリクエスト。

 瀧本監督はそれに対し「これからもっともっと大きくなる俳優さん。それに伴走したいし、もしくは世界を舞台になかなかスケジュールの取れない俳優さんになってもらわないと困る」と期待を込めてメッセージを送った。

 今回の役柄に対し生田は「こういうところでは衣装や照明などいろいろな方のおかげでこうして舞台に立たせてもらっていますが、(プライベートでは)家はぐちゃぐちゃだし、目が悪いので分厚いレンズのメガネをかけてる。そんな普段の自分をふんだんに盛り込んだ役です」と笑わせた。

 ほかに、伊坂氏からのメッセージの読み上げや、この日2劇場で映画を観た観客からのコメントで作られた1000人コメントパネルが披露され、生田は「映画はまだまだ公開中なので、皆さんの力で盛り上げていただけたら」と観客に語りかけていた。

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