KAT―TUN上田「有意義な時間でした」 舞台で中村獅童、前田敦子らと共演

2015年10月31日 / 19:00

(左から)岩松了、伊藤蘭、中村獅童、前田敦子、勝村政信

 シアターコクーン・オンレパートリー2015「青い瞳」のフォトコールが31日、東京都内で行われ、出演者の中村獅童、上田竜也(KAT―TUN)、前田敦子、勝村政信ほかが登場した。

 本作は、劇作家兼俳優の岩松了が作・演出を手掛けた作品。戦場から帰還した青年が家族への思いと戦争の残酷さのはざまで揺れる日々を描く。

 獅童は「舞台は生で行われるものなので、ぜひ来ていただいて生の舞台を体感していただきたいなと思います。一生懸命やらせていただきます」とアピールした。

 上田も「まずはこの舞台を見て、本質を見てもらった上で、見に来てくれた方に感想を聞いてみたいです。自分たちが発信したものをどう受け取って、どう返してくれるのかという、やり取りをしたいです」と話した。

 前田は「すてきな言葉がたくさん出てくる作品なので、全体を通して皆さんがしゃべるたくさんのせりふ量から、すてきなせりふを拾い取ってくれたらいいなと思います」と作品の魅力を語った。

 また、稽古場の雰囲気を聞かれた獅童は「暗いですね。昼から晩まで稽古をさせていただいていて、その間に休憩が入るんですけど、やることが盛りだくさんなので、そんなに会話もなく暗いです。体重もどんどん減っていくし。こういう役なのでちょっと痩せたいなと思っていたんですけど、努力もせず普通に痩せていきました。僕は5キロぐらい減りました」と明かして、会場の笑いを誘った。

 上田は「まあ暗かったですけど。岩松さんに言われたことを何度も頭の中で迷いながら、獅童さんや勝村さんに話を聞いて、かみくだいて説明していただいたり、自分にとっては有意義な稽古の時間でした」と振り返った。

 舞台は11月1日から26日まで、都内、Bunkamuraシアターコクーンで上演。


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