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志尊淳“壁ドン慣れ”を指摘され赤面 芳根京子「日常生活でもやっているのでは」

(左から)芳根京子、志尊淳、池田千尋監督

 映画『先輩と彼女』の完成披露上映会が22日、東京都内で行われ、出演者の志尊淳、芳根京子と池田千尋監督が出席した。

 本作は、南波あつこ氏の同名コミックを映画化した青春胸キュンラブストーリー。

 主役の美野原圭吾を演じた志尊は「少女漫画の主人公なので格好良くいなければと思って、それがプレッシャーでしたが、原作を読んで人間らしく等身大の高校生らしさを感じて、そこを意識してメリハリを付けて演じました」と語った。

 撮影中のエピソードを問われた志尊は「撮影は2月で、春夏秋冬の全てをやったけど、とにかく寒かった。でも、少女漫画の世界観を壊したくなかったので夏服でもシャツの中にはインナーを着ませんでした。シルエットを重視して、寒さしのぎをしながらそういうところも意識して大事にやりました」とこだわりを明かした。

 さらに「中に何か着込んでもいいシーンでは、初めて体にカイロを30、40個ぐらい付けました。芳根ちゃんを温かくするために、防弾チョッキみたいになっていて」と苦笑交じりに語った。

 先輩の美野原に恋するヒロイン都築りか役の芳根も「(志尊に)おんぶされるシーンで、私のためのカイロを背中にびっちり貼ってもらった」と笑わせた。

 また、劇中には“壁ドン”や“顎クイ”といった胸キュンシーンもあり、撮影現場では志尊が「見ている方に違和感がないよう意識してやりましたが、(芳根が)壁ドンの時にずっと僕の顔を見ながら爆笑していて」と苦情を漏らした。

 これに対し芳根が「あまりにもナチュラルにやるから爆笑してしまって、監督と『日常生活でもやっているのではないか』と話しました」と返すと、志尊は「していないです!」と大慌てで赤面していた。

 映画は10月17日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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