綾野剛、「向井理は共演者を超えた友人」 「10年後はお互いに隊長になっていたら面白い」

2015年8月11日 / 21:12

 (前列左から)大森南朋、新垣結衣、向井理、綾野剛、吹石一恵、(後列左から)高橋努、池内博之、青木崇高、平山浩行、平野俊一監督

 映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、出演者の向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、大森南朋ほかが出席した。

 本作は、2014年に放映された連続ドラマ「S -最後の警官-」の劇場版。警察の特殊部隊“SAT”、特殊犯捜査係“SIT”に続く第3のS、架空の特殊急襲捜査班“NPS”を舞台に描く群像劇。

 “人を守る手”を持つ主人公・神御蔵一號役の向井は「ドラマを経た分、映画ではより成長した一號が見られると思う。とにかく“何か”を受け取ってもらえたら」とアピール。続けて「あわよくばもう一度、Sが作れますように」と続編への希望を語り、「それは皆さんの頑張りにもかかっています」と観客に笑顔で呼び掛けて拍手を浴びた。

 一方、向井とは「共演者を超えた友人関係。プライベートで飲みに行ったりもする」と明かした天才スナイパー蘇我伊織役の綾野は「(飲みに行って)映画の話? 全然しないですね…」と申し訳なさそうにしながらも「すごく長い付き合いができる作品。10年後にお互いに隊長とかになっていたら面白い」と期待を口にした。

 また、映画のタイトルにちなみ「取り戻したいもの」を問われた登壇者たち。向井は「膝」を挙げ、「連ドラのクランクインの時に思いっ切り銃のホルスターを引っ掛けてこけた。全速力だったから結構えぐれて、1カ月ぐらい血が止まらなくて。アクションシーンの撮影をずらしてもらって、申し訳ないという気持ちが強かった」とハードな撮影を振り返った。

 映画は8月29日から全国東宝系でロードショー。


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