今井雅之さん、お別れの会に600人参列 千葉真一が弔辞「残念、無念だ」

2015年7月16日 / 17:43

 5月28日に大腸がんのため亡くなった今井雅之さんのお別れの会が16日、東京都内でしめやかに営まれ、千葉真一、梅沢富美男、SMAPの中居正広、酒井法子ら著名人・関係者600人が参列した。

 公私ともに親交が深く、今井さんにとって尊敬し憧れた先輩という千葉真一が弔辞を読み、「今井くん、残念だよ。残念、無念だ」と涙声で祭壇の中心に飾られた遺影に語りかけた。「キミと知り合ってから数十年、キミが一番愛し長い間演じてきた『THE WINDS OF GOD』の舞台公演が初めての出会いだったよね」と2人の始まりを振り返った。

 それから何年も酒を飲みながら日本映画界について議論を繰り返してきたと明かし、「日本の映画界はこれでいいのか、日本の俳優たちはこれからどうすべきか。俺たち2人ではどうにもならない。日本の映画の壁にぶち当たって、キミは悔し涙を流しながら酒をあおっていたよ。あのときの今井くんが、俺は大好きだった」と思いの丈を語った。

 「本当にキミは素晴らしい役者だった。素晴らしい演出者だった。できたらハリウッドで、一度でいいから共演したかった」と無念をにじませ、最後に「今井くん、ありがとう。僕をここまで成長させてくれて、本当にありがとう今井くん。ご冥福を祈る、心から。早すぎたよ……」と故人をしのぶとともに締めくくった。

 祭壇は今井さんのイメージカラーで大好きだった赤を基調にユリ、バラ、カーネーションなど計3005本の花で彩られ、中心には舞台「THE WINDS OF GOD」の際の写真が遺影として飾られた。棺桶には靴、闘病中に届いた励ましの手紙、千羽鶴が納められたという。戒名は「雅風徹信居士(がふうてっしんこじ)」。


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