「第43回ベストドレッサー賞」発表・授賞式が27日、東京都内で行われ、受賞者の片岡愛之助、宮沢りえ、鈴木亮平、卓球の福原愛選手ほかが出席した。
愛之助は学術・文化部門で受賞したが「普段は着物ばかり着ているので、どうして選ばれたのかと思いました。こういった賞とは最も懸け離れている人間じゃないかと思うのですが。光栄です」と照れ笑いを浮かべた。
スーツを着てのクリスマスデートプランを問われると「毎年京都にいるのですが、今年は初めて歌舞伎座なんです。テレビでしか見たことのなかったイルミネーションを見に行きたい」と笑わせた。
また、タレントの熊切あさ美と交際中とされる愛之助だが「彼女に受賞の報告は?」との問いには「いやあ、どうなんでしょうね。誰か止めて~」と周囲に助けを求めた。
芸能部門で受賞した鈴木は「初めに聞いたときは正直びっくりしました。数多くの役者がいる中で選んでもらって素直にうれしい」と喜んだ。俳優として、衣装が作品に果たす役割を問われると「あまり服を着ていない役もあるのですが、僕にとっての衣装は役に入り込めるスイッチ、トリガーのようなものでもあります」と語った。
鈴木は“クールにウールが似合う人”を選出する「クールウール賞」も受賞し、来年の目標として「こういう場だからというわけではありませんが、スーツを着た役をもっとやりたい」と語り、「今年は会社員であったり、社会や会社と戦うみたいな役があまりなかったので、来年はやってみたいなと思っています」と抱負を語った。