舞台「志村けん一座第８回公演『志村魂－「先（ま）づ健康」再び！－』」の記者取材会が３０日、東京都内で行われ、志村けんといしのようこが出席した。
２００６年の旗揚げ以来、志村が毎年挑み続けている舞台「志村魂」も今年で８年目。第１幕はおなじみの「バカ殿様」とコントライブ、第２幕は志村による津軽三味線演奏と芝居「先づ健康」と展開され、昨年、約２０年ぶりの志村との共演が話題を呼んだいしのが今年も参戦する。
昨年の公演について志村が「そんなにブランク感じなかったよね」と振り返ると、いしのも「やる前は不安もあったけど、合わせてみたら何も変わってなかった」とニッコリ。すかさず志村が「それじゃ進歩がないみたいじゃないか」と突っ込むなど、終始息の合った掛け合いを見せた。
「志村さんとはどういう存在？」と聞かれたいしのは「最初にご一緒した時から私にとってはすごい方だったので、少々のむちゃをしても大丈夫な人という安心感がある」と大きな信頼を寄せている様子。それでも「志村さんがモテる理由はどこにあると思う？」という質問に「まったく分かんないです」とバッサリ。隣で志村が「他に言葉ないのかよ。少しは分かるだろ」とボヤいて笑いを誘った。
３月初めに、自らのブログで、体調不良のために受けた検査で肝臓機能の結果が悪かったことを告白していた志村。芝居のタイトルにもなっている健康について聞かれると「ちょっと酔っぱらって、ブログで書いちゃったからね。ついつい人恋しくてね」と苦笑いで振り返りながら、現在の体調については「大丈夫です。元気です」と答えていた。
舞台は６月２７日～７月７日、東京・天王洲銀河劇場での上演を皮切りに、神戸、名古屋、金沢、福岡での公演を予定。