志村けん「いいおじさんを演じるために酒を控えた」　映画「ロラックスおじさんの秘密の種」で吹き替え

　（前列左から）京田尚子、しずくちゃん、志村けん、トータス松本。（後列左から）山寺宏一、宮野真守、ＬｉＬｉＣｏ　（Ｃ）２０１２　Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｓｔｕｄｉｏｓ．　ＡＬＬ　ＲＩＧＨＴＳ　ＲＥＳＥＲＶＥＤ．　(c)KYODONEWS

　映画「ロラックスおじさんの秘密の種」の日本語吹き替え版　完成報告会が３日、東京都内で行われ、志村けん、トータス松本、山寺宏一ほかが登壇した。

　本作は、環境が悪化した世界で最後のひと粒の木の種をめぐって少年テッドと不思議な森の住人ロラックスおじさんが繰り広げる心温まる物語。

　志村は「初めての吹き替えで緊張した。どんな評価になるか楽しみ」とあいさつ。アフレコシーンのお披露目では山寺らベテラン声優陣が志村の吹き替えを絶賛した。

　また、志村は「何カ所かアドリブを入れた。ロラックスおじさんはいいおじさんで、普段の下（しも）関係のおじさんっぽいところがないのがよかった。いいおじさんを演じるために酒を控えたりした」と明かし、「ロラックスおじさんは短気なところもあるけど、哀愁があるところと心が広いところが好き。この映画にはウルッとくるシーンがあったり、いろんな要素が詰まっています」と映画をＰＲした。

　映画は10月６日からＴＯＨＯシネマズ　有楽座ほか全国ロードショー。