大泉洋「次回はぜひ官能小説で」 16年越しの初エッセーに感慨 

2013年4月29日 / 20:06

 24歳ごろの自身の等身大パネルと共に発売を喜んだ大泉洋

 『大泉エッセイ ~僕が綴った16年』の発売前重版決定イベントが29日、東京都内で行われ、著者で俳優の大泉洋が出席した。

 本書は、大泉が北海道を拠点に活動していた1997年から2005年までに雑誌に連載したものに書き下ろしを加えた初エッセー集。

 この日の会場となったリブロ池袋本店の書籍総合ランキングでは、16日から18日の3日間、村上春樹氏の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を上回り1位を獲得した。作家風に和服姿で登場した大泉は「春樹くんとは以前から共に頑張ろうという話をしていたような気がする」と笑わせた。

 大泉は、発売前から重版が決まったにもかかわらず「俺の本の売れ行きを読み間違えたってことだろう?」としかめっ面を浮かべたが、こらえ切れずに自ら爆笑し「その週だけの売り上げは勝ったけど、全体で出ている数はゼロが二つ違いますから。タレントさんが書くエッセーでは異例ということらしいです」と訂正した。

 また集まったファンから次回作の構想を問われると「次はぜひ官能小説で皆さんのご機嫌をうかがいたいと思います」と宣言した。


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