俳優の高橋昌也さんの訃報に市村正親がコメント 「いい作品をいっぱい残してくれた」

2014年1月22日 / 19:31

 (前列左から)市村正親、鹿賀丈史、平原綾香、橘慶太(後列左から)加藤清史郎、松井月杜、山田瑛瑠

 ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」制作発表会見が22日、東京都内で行われ、出演者の市村正親、鹿賀丈史、平原綾香、w-inds.の橘慶太ほかが登壇した。

 本作は、「オペラ座の怪人」を生んだアンドリュー・ロイド=ウェバーがファントムの失踪から10年後の世界を描いた作品で、主人公のファントム役を市村と鹿賀がWキャストで演じる。

 鹿賀とは40年来の“戦友”という市村は、「非常に運命を感じております。戦友の鹿賀君と一緒にWをやれるということで、身の引き締まる思いです。素晴らしい舞台を皆さんにお見せしたいです」と意気込んだ。

 一方の鹿賀も「まさかWキャストをやるとは思いませんでした。いっちゃん(市村)の持っている体質から出てくるファントムと、僕から出てくるファントムの印象、歌劇の度合いは全く違うものになると思います」と話した。

 ミュージカル初出演となる平原は「普段とは歌い方が違う?」と質問されると、「まず初めてなので何が違うか分からない。昨日初めて歌を合わせたんですけれど橘さんとよく目が合うんです。どうしようって…」と話すと、同じくミュージカル初挑戦となる橘と手を取り合って、うなずき合い会場の笑いを誘った。

 また、「俳優で演出家の高橋昌也さんが亡くなりましたが」と聞かれると、市村は「黒柳(徹子)さんの芝居を見に行くと高橋さんが演出をなさっていてお話ししたこともあります。若いころは二枚目で目の澄んだ人が演出をやるようになって、黒柳さんとたくさんいい作品を残してくれたので、僕らも見ることができて良かったです。長い間ご苦労さまでした」とコメントした。

 ミュージカルは3月12日から4月27日まで都内の日生劇場で上演。


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