氷川きよし“櫻スペシャルイベント”が6日、東京都内で行われ、歌手の氷川きよしが登場した。
氷川は、全国から寄せられた“桜”の写真や絵をバックに新曲「櫻」をはじめ、全5曲を熱唱。また、自作の富士山を背景にした桜の絵も披露した。高校時代はデザイン科で学び、今も趣味で絵を描くという氷川は「タイトルは“僕と櫻と富士山”です。富士山のような心を持つ人間になりたいといつも思っているので」と作品を解説し、「20年後には個展を開きたいです」と将来の夢を明かした。
所属事務所会長の長良じゅん氏が亡くなって1カ月が過ぎた今の心境を聞かれると、「会長の体はもうないが、心は自分の中で永遠に生きている。14年間たくさんのことを教えてもらった。会長の言葉を思い出しながら、明日に向かって生きていきたい」と少し声を詰まらせながら語った。