舞台「英国王のスピーチ」製作発表が19日、東京都内で行われ、東山紀之、安田成美、近藤芳正が出席した。同舞台は、吃音症に悩まされながらも国民に愛される国王へと成長していく英国王「ジョージ6世」の姿を描き、第83回アカデミー賞の作品賞、監督賞などを受賞し、話題となった映画「英国王のスピーチ」を舞台化したもの。
東山は「素晴らしい作品を素晴らしい方々とできることに喜びを感じています」とあいさつ。さらに「台本を読んだら、全裸でバスタブに入って立ち上がるというシーンが(冒頭に)あって、まさか僕が? と思って(演出家の)鈴木(裕美)さんにお聞きしたら、そうだと。全裸からスタートする舞台になりそうです」と衝撃の演出を暴露した。「自信があるとかないとかじゃなく、人前で全裸になるのは中学時代の銭湯以来なんですよ」と話しながらも、「見せ場がそこだけにならないように頑張ります」と気合は十分の様子だった。
3年ぶりの舞台となる安田は「東山さんや近藤さんがどう演じていくのか、その過程を間近で見てみたいと思って受けました。(安田演じるエリザベスは)ひたすら王を愛して尽くしていく女性だと思うので、そこからまずは入っていきたいです」と話した。
夫でお笑い芸人のとんねるず・木梨憲武との別居報道もあった安田だが、夫との関係については「円満です」と笑顔を見せた。さらに「運転もできるし、頼りがいもあるんですよ」と木梨をフォローし、別居については「してないです」ときっぱり否定した。
舞台は、8月24日~9月9日に東京・世田谷パブリックシアター、9月14日~17日は大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。