今年の4月8日に死去した俳優の安岡力也さんの「お別れの会」が24日、東京・青山葬儀所で行われ、梅宮辰夫、内田裕也、堺正章ら、芸能・スポーツ関係の約500人が参列した。
会の発起人代表を務めた梅宮は「力也みたいに危険を感じさせるエキサイティングな俳優は、なかなか出てくることはない。みんなに好かれたやつで、いなくなることがすごく寂しいし、面白くない。力也には『俺もそんなに待たせないうちにそっちに行くから待ってろよ』って言いたい」と涙を浮かべながら話した。
内田は「(闘病中は)本当によく頑張った。今でも力也の表情を思い出す。もう一度再デビューさせてほしい。神様も残酷。せめて“ロック”(69歳)まで生きてほしかった」と独特の表現で故人をしのんだ。
また、堺は「僕は力也のことを“力也さん”って言ってて、力也は僕のことを兄貴って呼ぶという、なんだかよく分からないような関係だった。あんなに大きなやつが、小さい箱に入っちゃって…。まだまだやりたいことがあったかもしれないけど、向こうで楽しい音楽と、楽しい人生を過ごしてもらいたい」と神妙な面持ちで話した。