草なぎ剛「新境地を開けた」 映画で浮気する駄目おやじ役

2019年2月21日 / 10:19

駄目おやじ役に挑んだ草なぎ剛

 映画『まく子』完成披露上映会が20日、東京都内で行われ、出演者の山崎光、新音、須藤理彩、草なぎ剛と鶴岡慧子監督が登壇した。

 西加奈子氏の同名小説を映画化した本作。思春期に入っていく小学5年生のサトシ(山崎)は、美しい転入生・コズエ(新音)に次第に魅せられていくが、コズエからある信じがたい秘密を打ち明けられ、ストーリーが展開していく。 

 サトシの父親を演じた草なぎは、「すごくピュアな心が詰まった映画。浮気をしてしまうどうしようもない駄目おやじを演じたのですが、僕個人としては、新境地を切り開くことができた役なんじゃないかな」と手応えをにじませた。妻役を演じた須藤から「初めて見る草なぎさんで、感動した」と伝えられると、「皆さんが僕の新たな一面を引き出してくれた」と笑顔で話した。

 昨年3月に群馬県・四万温泉で実施された撮影から、約1年ぶりに山崎らと再会した草なぎは、「撮影の時と全然違う」とその成長に驚いた様子。山崎は、「156から163になった」と身長が7センチも伸びたことを報告した。また、新音が「165センチになった」と明かすと、草なぎは「俺も最近、40歳超えても2センチ伸びたから諦めない方がいいよ!」とおちゃめに明かして、周囲を驚かせた。

 そんな草なぎは、「昨日沖縄からの帰りの飛行機の中で、原作を読み終えました。すっごく面白かった」と原作を読まずに撮影に臨んでいたことを告白。これには須藤も「(草なぎさんの)ツイッターで見て『今?』ってひっくり返りました」と苦笑したが、草なぎは「俺は、台本も自分のところしか読まないから」とあっけらかん。撮影前に原作を読み終えたという山崎と新音に対して「あなたたち、頭いいね~!」としきりに感心し、笑いを誘った。

 映画は3月15日から公開。

(左から)須藤理彩、新音、山崎光、草なぎ剛、鶴岡慧子監督


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