「PlayStationVR」発売記念イベントが13日、都内のGINZA PLACEで行われ、ゲストとして「プレイステーション」のアンバサダーを務める山田孝之が登場した。
「PlayStationVR」(以下、PSVR)は、本体のVRヘッドセットを頭部にかぶると、プレイヤーの360度全方向を取り囲む、迫力ある3D空間が出現。頭部の動きにより映像が変化するシステムで、ゲームの世界に入り込んでいるかのような臨場感を楽しめる。
去年の「東京ゲームショウ」でPSVRを初めて体験したという山田は、この日の発売に「やっとだな…という感じですね」としみじみ。会場では、そんな山田が実際にPSVR専用ソフト『バットマン:アーカムVR』をプレーすることとなった。
まず、ヘッドセットを装着した山田は、自分の手を動かすと映像上の手も動くことを確認。さまざまな物を動かしながら自分が“バットマンの格好に変身する”までのシーンを体験したが、ここでタイムアウトとなり、「もうちょっと長くやりたかった」と苦笑い。「飛んだり戦ったりもしたい」としょぼくれた。
続いてオオワシの視点でパリの大空を飛ぶことができるフライトアクションゲーム「イーグルフライト」を体験した山田。自分の動きで加速、減速もできる仕組みで、山田は「不思議な感覚です」としながらも、水面ギリギリを飛んでみたり、建物の間の細い空間をすり抜けたりと、“飛行”はお手の物といった感じで「(体を)傾けるだけなので、全然難しいことはなかったです」と感想を語った。
「実際にワシになって飛ぶことができたら?」という問いには「うーん。鳥なんで、違う国に行ってみたいです。パスポートも(入国)審査も別に必要ないので」と希望。「PSVRを使って誰と遊びたい?」という質問には「とりあえずは1人でとことんやりたい」と率直に語っていた。
イベントの最後には、PSVRをサプライズでプレゼントされ、これには山田も「さすがに予想してなかったので超うれしいです」と笑顔。「本当は、この面白さを(僕が)一番伝えなきゃいけないのですが難しい。動画実況とか上がると思うけど、実際にやらないとなかなか伝わらないので…」ともどかしそうにしながらも、「とにかくやってください。とにかくすげー楽しいです。僕は帰ったらすぐやります」とアピールした。