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グリーン・デイが、現地時間2025年1月19日にヨハネスブルグのFNBスタジアムで行われたコンサートで、南アフリカ・デビューを飾る政治的なパフォーマンスを披露した。
2004年の代表曲「American Idiot」を演奏中、フロントマンのビリー・ジョー・アームストロングは、「I’m not a part of the redneck agenda(レッドネックの計略には加担しない)」という歌詞を「I’m not a part of the Elon agenda(イーロンの計略には加担しない)」と言い換え、プレトリア生まれの億万長者、イーロン・マスクを直接的に批判した。
南アフリカで開催された【Calabash 2025】フェスティバルの一環として行われたこのステージは、グリーン・デイがオフスプリングや地元の人気パンク・バンドFokofpolisiekarらと並んでヘッドライナーを務めた。
マスクに対する批判は、トランプ大統領の2期目の就任式における彼の行動をめぐる論争のさなかに起こった。祝賀会でのスピーチ中、マスクはナチス式敬礼と広くオンライン上で比較されるような手のジェスチャーをした。このジェスチャーに対する批判を、マスクは“陳腐な”攻撃と呼んで退けた。名誉毀損防止同盟(ADL)は最終的に、このジェスチャーを悪意ではなく“興奮した瞬間のぎこちないジェスチャー”と表現したが、この事件は賛否両論のあるこの人物の、論争の多い評判にさらに火をつける結果となった。
グリーン・デイがマスクを批判するのは今回が初めてではない。2023年の大晦日の【2023 New Year’s Rockin’ Eve】でのパフォーマンスで、彼らは「American Idiot」の歌詞を「MAGAの計略には加担しない」に変更した。これを受けて、マスクはX(旧Twitter)でグリーン・デイを批判し、「グリーン・デイは体制に反抗する姿勢から、体制に意気地なしのように反抗する姿勢へと変化した」と書き込んだ。
これに対し、ベーシストのマイク・ダーントは英インディペンデントの取材に対し、「イーロン・マスクは実際、体制そのものだ。あれからそれ以上のことは何も受け取れない。彼はインターネット上でくだらないことを言うことを恥じない。どうでもいい。この曲は20年前のものだし、俺たちはグリーン・デイだ。何を期待していたんだ?」と皮肉った。マスクは、彼らの最新の批判についてまだコメントしていない。
グリーン・デイは、長い間音楽を通じて政治家に異議を唱えてきた。彼らは2016年の【アメリカン・ミュージック・アワード】でのパフォーマンス中に、「ノー・トランプ、ノー・KKK、ノー・ファシスト・USA」と叫んだ。2023年には、トランプ大統領の顔写真をバンドのアルバム『ニムロッド』のジャケット風にデザインした“究極のニムロッド”Tシャツを発売し、その収益をマウイ島の山火事の救済活動に寄付した。(ニムロッドは“愚か者”という意味。)
バンドは当時、「いい厄介払いだ。究極のニムロッド・シャツが72時間限定で発売中。限定版シャツの収益は、マウイの山火事で被災した人々に食料を供給している慈善団体[Greater Good Music]に寄付されるよ」と投稿した。
また、アームストロングは進歩的な候補者に投票するようファンに強く呼びかけ、最近では2024年の米国大統領選挙でカマラ・ハリスを支持していた。
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