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パンサー・向井がアフレコに初挑戦 「次回は恋愛ものの主人公かアバター役をやってみたい」

 11月12日からDVDレンタル、オンデマンド配信が開始される海外ドラマ「オリジナルズ<ファースト・シーズン>」の吹き替えキャストに起用されたお笑いトリオ、パンサーの向井慧が、本格的に声優に初挑戦した感想や作品の見どころを語った。

 本作は、海外ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」シリーズの大人気キャラクター・クラウスを主人公にした超常能力アクション。人知を超えた超常能力を持った人類史上最強のバンパイア一族<オリジナルズ>が、絶対権力と種族の存亡を懸けて人狼と魔女、種族間で闘う。向井は、第19話に登場する若きドクター役の吹き替えを担当している。

 

アフレコに初挑戦したパンサーの向井慧

―作品は見ましたか? 感想を聞かせてください。

  はい。僕は今ピースの又吉(直樹)さんとジューシーズの児玉(智洋)さんと一緒に暮らしているので、3人で見ました。魔女とかバンパイアが出てくるドラマで、すごく迫力があってリアルで、一度見始めたら止まらなくなりました。全部の話の中に必ず面白い部分があるので、全話を注目して見てもらいたいです。

―仲良く3人で見たんですね(笑)。

 3人はめちゃくちゃ仲が良くて。みんなガッツリはまって見ていたので「3人そろわないと絶対に見ちゃ駄目ね」って約束して、お互いに忙しくてもまめに連絡を取り合って、「オリジナルズ」を見るために早く家に帰ってきていました。

―初の吹き替えとは思えない演技力ですが、アフレコに初挑戦した感想は?

  めちゃくちゃ難しかったです。雰囲気とかキャラクターに合わせた声を出すのが難しいなと思いました。パンサーでいるときは、尾形(貴弘)さんを滑らせて結構回避しているんですけど、このアフレコは僕一人だったので、非常に緊張しました。

―アフレコをする上で工夫した点は?

 アフレコといえばエディ・マーフィみたいなイメージがあったので、最初はエディ・マーフィみたいな感じとか、いろいろなパターンの声を同居人たちの前で練習したんですけど、又吉さんから「それ絶対やめた方がええで」って言われて(笑)。最終的には又吉さんから「向井の声で演技した方がいいちゃうん?」という言葉をもらって、自分が無理なく出せる範囲の声の中でやらせてもらいました。

―今回はイケメンが多く登場する作品ということで、イケメンつながりで採用されたそうですが、今後、吹き替えの仕事ができるチャンスがあったらどんな役柄をやってみたい?

 やっぱりイケメンを生かして(笑)、すてきな恋愛ものの主人公みたいな役をやってみたいです。王子様的な感じの甘い声で(笑)。そういう役ってカッコいいですよね。それか、僕アバターに顔が似てるってめちゃめちゃ言われているので、アバターの役もやってみたいです。

―バンパイアにとって人狼は、かまれると死に至るという宿敵ですが、向井さんにとって人狼的な存在の人は?

  尾形さんですね(笑)。尾形さんは武器も何も持たずに戦場に突っ込んでいって必ず死ぬんですよね。それを僕と(パンサーの)菅(良太郎)さんがカバーしないといけないので、尾形さんが前に出るたびに何が起こるか分からないからドキッとしますね。まさか、味方にあんな敵がいるとは思わないので(笑)。

 ―超常現象とか不思議な体験をしたことは?

 ロケで結構怖い経験をしたことがあります。水子堂っていう地下にあるお堂のロケで、100個ぐらい風車が立っている中で、一個だけが風もないのにグルグル回っているのとかを実際に見ているので、そういう現象って本当にあるなって思いますね。

―バンパイアと人狼と魔女、超常能力として身に付けられるならどれがいい?

 魔女がいいですね。魔法が使えたら、絶対ウケる魔法とか使いたいです。その魔法さえあれば食いっぱぐれがないですからね。

―この作品をどんな人に見てもらいたいですか。

 「オリジナルズ」は、話も面白くてバンパイアも迫力があって面白いんですけど、でもやっぱり僕の声優シーンをぜひ注目して見ていただきたいと思います。僕は同居人とみんなでワクワクドキドキしながら見るのがすごく楽しくて、毎日みんなで都合を合わせて見る感じが、すごく楽しい生活の一部だったので、友達同士とかご家族で見るとより楽しめるんじゃないかなと思います。

 

●作品情報
11月12日から『オリジナルズ<ファースト・シーズン>』DVDレンタル、オンデマンド配信が開始。11月26日に『オリジナルズ<ファースト・シーズン>コンプリート・ボックス』が発売。

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