【2.5次元インタビュー】乃木坂46・若月佑美&三戸なつめ、舞台「鉄コン筋クリート」で挑戦する初めてのアクションに「難しいなって実感」

2018年11月1日 / 12:00

-きゃしゃという以外にも、お二人に共通点はありますか。

三戸 人見知り。でも、人見知りっぽく見えないようにしているところ(笑)。

若月 あはは、それはありますね(笑)。私は声のトーンが似ているなって思いました。アイドルは、声質的にもトーンも明るい人が多いんですが、私は声も低いですし、キャッキャとした話し方ができないんです。三戸さんとはトーンが似ているのですごく話しやすいと思いました。

三戸 確かに! しゃべりのテンポも合いますね。

-今、アクションのお稽古中とのことですが。(※インタビュー当時)

三戸 まだ基礎しかやっていないんですが、一緒にお稽古を続けていることで、シロとクロの空気感もつかめてきている気がしているので、これからがすごく楽しみです。

-アクションはお二人とも初めてですよね。どんなところに苦労されていますか。

若月 ちょっとした動きがダサいんです(苦笑)。アクションをやる上では腰を低く、重心を落とさないと格好良くないんですが、普段、ダンスをしているので、どうしても重心を上に保つ癖がついてしまっていて…毎回、反省しています(苦笑)。やっぱり、ダンスとアクションは全然違いますし、アクションは難しいなって実感しています。

三戸 私はもう全てに苦労しています(苦笑)。体も固いし、バランス感覚もないので、若ちゃん(若月)ができることも私はできない(苦笑)。それから、普段から動作が遅いので、俊敏に動かないといけないっていうのも今の課題です。

-シロとクロを演じるに当たっては、どのようなところを意識しようと考えていますか。

三戸 シロは見た目も言動も幼稚園児のような子どもっぽさがありながら、内面は大人で何事も受け入れられる心の広さを持っていると思うので、そこは意識したいと思います。クロは(シロにとって)お兄さん的な存在ですが、実はシロがクロを支えているという面もあります。そういった空気感を出すためにも、私自身も若ちゃんに甘えて、でも一緒に役のことを悩んで支えあっていけたらいいなと思います。

若月 シロを守り、誰かのために戦うクロのかっこいい部分を見せたいと思っています。ただ、形だけにならないようにというのは気を付けようと思います。クロは内面ではたくさんの葛藤を抱えていて、それを表に出さないように頑張っているけれど、時々、どうしていいか分からなくなって暴力を振るってしまう。そういうクロの内面があふれてどうしようもないということを表現していきたいです。

-最後に、公演への意気込みを。

三戸 アクションシーンも見どころですが、原作ファンの方は個々のキャラクターがどれだけ出せるかということを楽しみにしているので、そこも注目していただけたらと思います。

若月 3次元の舞台だからこそできる「鉄コン筋クリート」の面白さがあると思うので、ぜひそのワールドに浸っていただきたいなと思っています。

(取材・文・写真/嶋田真己)

(C)松本大洋/小学館 (C)2018舞台「鉄コン筋クリート」製作委員会

舞台「鉄コン筋クリート」は11月18日〜25日に都内・天王洲 銀河劇場で上演。
公式サイト https://st-tekkon.net/
公式Twitter @stage_tekkon

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