【2.5次元インタビュー】崎山つばさ イメージを一新したロックな姿に「可能性を感じ取ってもらえたら」 アーティスト&役者としてのあり方を語る

2018年9月4日 / 17:00

-役者としての思いについても教えてください。役者をしていて、一番、やりがいを感じるのはどんなときですか?

 壁にぶつかったときです。壁にぶつかってばっかりなんですが、逃げたくなっても、それに立ち向かって乗り越えていき、今までできなかったことができるようになったときに、充実感を感じます。だから、これから先もどんどん貪欲にぶつかっていって、挑戦していきたいと思っています。

-難しい役や、入りやすい役はありますか。

 あります。やっぱり、自分にないものを持っている役は難しいです。

-それは例えば、殺人犯とか?

 いや、そこまでいき過ぎたら表現しやすいと思います。意外と普通が難しい。自分にないという部分では、荒ぶる役とか、口調が荒々しい役というのは、入りにくいなと個人的には思いました。すんなりいかないんです。僕、けんかもしてこなかったし、反抗期もなかったんで…。だから、クソババアとか、役じゃないと絶対言えないですよ(笑)。

-(笑)。普段から、声を荒げて怒るということもないんですか。

 全くないです。イライラする瞬間はあるんですけど、それを爆発させたいとか、怒りに変えるっていう考えが分からない。自分の中で抑えて、全然違うことを考えることで発散するタイプなんで。怒るっていう感情が欠落しているんです(苦笑)。

-崎山さんは、これまで2.5次元作品にも多数出演されていますが、2.5次元作品の魅力はどこにあると感じていますか。

 大好きな漫画やアニメのキャラクターが自分の目の前に現れて、動いているってことがまず魅力だと思います。それにプラスして、自分の知らなかったキャラクターの一面が見えたときもすごくうれしいと思うんです。その上で、2.5次元作品は、ファンの人と一緒に作り上げていく舞台だと思うので、そのキャラクターを好きな人たちと一緒に構築していく。僕はそう解釈しています。

-2.5次元作品に出るときに、一番大事にされていることは?

 自分がやることの意味はありつつも、自分を出さないこと。キャラクターに似せるのではなく、そのキャラクターがそこで動いていることが大事だと思っていて、演じている人を感じさせないというのが、僕の目標でもあります。

-最後にファンの方へメッセージを。

 今回の楽曲を通して、可能性を感じ取ってもらえたらいいなと思います。もっともっと僕に興味を持ってもらえるような1枚になってほしいという思いでレコーディングをしました。アップテンポな楽曲なので、ぜひテンションを上げたいときに聞いていただけたらと思います。

(取材・文・写真/嶋田真己)

崎山つばさ 3rdシングル「Crescent Moon」は9月12日発売。
公式サイト https://avex.jp/sakiyama-tsubasa/

崎山つばさ 3rdシングル「Crescent Moon」

 リリース記念ミニライブ&握手会を、9月11日に都内・池袋サンシャインシティ アルパ地下1階 噴水広場を皮切りに、大阪、愛知にて開催。12月25日には、Zepp DiverCity Tokyoにて「崎山つばさ1stワンマンライブ」の開催も決定。詳細は公式サイトへ。

 

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