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すごくラッキーなことに、僕は(2025年の)2月までダンスを踊っていたので、5年前にミュージカルに出演したときより、相当、レベルが上がっていると思います。やはり『10DANCE』で得たダンススキルは、何かしら反映できるものがあるのではないかと。それから、この作品の歌はゴスペルなので、せりふを話している流れのままリズムに乗っていって、歌に入っていくんです。その境目がジョナスにはないんです。その巧みなパフォーマンス、そして、うそを本当にしていくエネルギーや相手に考える隙を与えない巧みなパフォーマンスは練習を重ねていかなければいけないと思っています。自分のイメージはあるので、そこに近づけながら、演出家の方と正解を一つひとつ見つけていきたいです。
どうなんだろう…あるのかな。でも、奇跡は起こそうと思って起きるものではなく、本気で目の前のことに打ち込んだり、何かを信じてそこに100%懸けたときに気づいたら生まれていたということはあるかもしれません。
主人公が正義ではないというところです。ジョナスが抱えているもの、隠しているもの、そして詐欺師という役柄に引かれました。それから、この作品はショーとしてもすごく華やかなので、そうしたところも楽しんでいただけるのではないかと思います。グルーブ感を持って、みんなでゴスペルを歌えたら会場はきっと一つになると思います。エンターテインメント性が高く、きっとオーケストラの皆さんも制作スタッフの皆さんも、観客の皆さんの気持ちを引っ張っていく熱量を持って挑んでくださると思うので、一体となってグルーブ感が伝わる作品になるのではないかと僕自身も期待しています。
それに、今回、足の不自由な少年のジェイクが登場しますが、僕はずっと若い俳優さんたち、小学生や中学生くらいの俳優さんとお芝居をしたかったんですよ。
彼らの持っているピュアさに触れたいんです。大人になるといろいろな雑念が入ってきて、ときにうそをついたり、見えを張ったり、楽をしたり、ピュアさがなくなってしまいますよね。なので、可能性を秘めた、自由なエネルギーを持った少年とぶつかることで生まれる奇跡を感じたいんです。今回、そうした意味でも、すごく面白いものが生まれるのではないかと楽しみにしています。
(取材・文/嶋田真己)
ミュージカル「奇跡を呼ぶ男」は、2026年4月4日(土)~24日(金)に都内・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)ほか、福岡、大阪、愛知で上演。
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