エンターテインメント・ウェブマガジン

大谷亮平(ヘアメイク:堤紗也香、スタイリスト:カワサキタカフミ) (C)エンタメOVO
2人とも自分の意志を曲げないので、ことあるごとにぶつかり、けんかが絶えない。そうやって文句を言いながらも、お栄は自分でも気付かないうちに、父親の生き方を認めているところがある。そこは、やっぱり親子だなと。それが滑稽に見えるときもあり、そういう2人の生きざまがとても面白いですよね。
北斎親子のように、一つの道を極めようとする生き方は、誰にでもできるものではありません。それだけに、それがどれほど大変で、それを貫くことがいかに素晴らしいかは理解しているつもりです。ただ同時に、それ以外の生き方も同じくらい価値があるのではないかと。
「石の上にも三年」という言葉が重んじられ、終身雇用が当たり前だった時代は過ぎ、人生の選択肢が増えた今は、転職を繰り返しつつ、スタンスを変えながら生きていく時代です。そういう時代の移り変わりを見ていると、どちらの生き方が素晴らしい、どちらの生き方が良かった、ということは、誰かの価値基準で決まるものではなく、本人にしか決められないものだと思うんです。
そう考えると、それぞれの人生は、自分の責任で納得できるように選択していくしかありません。劇中の北斎とお栄も、自分たちの人生について満足していたのかどうかは、本人にしかわかりませんから。そんなことを感じさせてくれるこの物語が、僕は好きです。ご覧になる皆さんも、ぜひこの作品からいろんなことを感じとっていただければと思います。
(取材・文・写真/井上健一)

(C)2025「おーい、応為」製作委員会
舞台・ミュージカル2026年1月17日
-ミュージカルでは歌とダンスがありますが、今、どんな心持ちで準備をされていますか。 すごくラッキーなことに、僕は(2025年の)2月までダンスを踊っていたので、5年前にミュージカルに出演したときより、相当、レベルが上がっていると思います。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月16日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 語りは、土地と人を結び直します。 … 続きを読む
ドラマ2026年1月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)と共に天下統一を成し遂げるまでの奇跡を描く物語だ。1月11日に放送された第2回「願いの鐘」では、一度は故郷の村 … 続きを読む
映画2026年1月15日
-今回は、初老の謎の女性と年下の男の子の話でしたが…。 松田 これは、ラブストーリーとか、いろいろな解釈で見る方がいると思いますが、実はだまし合いの話なんです。主人公の文子は、もともとは詐欺師だったのかもしれない。お金を元手に何かを搾取した … 続きを読む
ドラマ2026年1月14日
-ルッキズムは人格形成にも影響があると思います。菅生さんが幼少期から育つ中で、周囲の人から影響を受けたことはありますか。 両親が見た目ではなく「君の1番いいところはここだよ」と内面の個性を伸ばす形で育ててくれたので、幼い頃から家族の中で … 続きを読む