エンターテインメント・ウェブマガジン
奏介がテルオたちと大きなオブジェを作るシーンがあって、映画のスピードはずっとゆっくりなのに、あのシーンだけ会話のスピードが速くなるんです。そこで結構アドリブを入れたんですけど、長過ぎたのかだいぶカットされてしまいました。
1カ月ぐらいいました。大人のキャストたちは島から出て、別の仕事に行って、また島に戻ってくる感じでした。小豆島って、いい意味であまり物がないので、すごく空気もきれいだし、心地いいので印象深いです。
麻生さんが本当のお母さんみたいに優しくて包容力のあるお芝居をしてくださったので演じやすかったです。それから特に印象に残ったのは菅原小春さんです。僕もダンスをちょっとやっているので、菅原さんがすごいダンサーだということは知っていましたが、お芝居もするんだということにとても驚きました。
何より俳優陣も製作陣もすごく個性がある方々だったので、撮影の日々が昨日のことのようによみがえってきます。とても楽しかったです。大変だったのは、当時僕は髪の毛が短くて、かつらを被っていたのですが、小豆島の夏はすごく暑いんです。おまけに奏介は重ね着が多くて荷物も多いのに、基本走り回っていて…。だから暑さが一番大変でした。
初めて出た『サバカン SABAKAN』(22)という映画です。お芝居が初めてだったので撮影の前日まで怖くて嫌だと思って何回も泣いたんです。でも、いざやってみたらすごく楽しくて。撮影する前は、特に趣味もなかったし、心の底から楽しいと思えることもなかったんですけど、お芝居をやってみたらものすごく楽しくて。「これだ!」と思いました。
ちゃんと真面目に俳優をやっているのかを聞きたいです。未来の自分にチャラチャラしてほしくないので、真面目にやっててよと思います。
この映画は、何もない島での少年たちの青春劇のようなお話です。でも芸術もあるし、人の温かさもいっぱいある。だから何でもあるけど、何にもないみたいなところが一番の魅力だと思います。個性が強いキャラクターがたくさん出てきますが、大人より子どもの方が大人です。そこも魅力だと思います。
(取材・文/田中雄二)

(C)2025映画「海辺へ行く道」製作委員会
ドラマ2026年4月11日
-シマケンが「良き相談相手」となるりんとの関係について教えてください。 シマケンとりんの2人のシーンには、独特の空気感が漂っています。りんの家族や親友の槇村太一(林裕太)が一緒のシーンはテンポよく進むのに、りんと2人きりになると、お互 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月9日
-お話からは劇団朱雀が常に進化を続けている様子が窺えますが、大衆演劇の伝統を大切にしつつ新しい演目を作り上げていく上で、心掛けていることはなんでしょうか。 太一 僕が舞台を作る上で最も大切にしているのが、その点です。当初は、「これを変えてし … 続きを読む
ドラマ2026年4月3日
-すごいですね。 それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月2日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む