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小学校のときに、たった一度だけ給食にキムチが出てきたことがありました。水で洗ったような色も付いていないものでしたが、私たちにとってはとても刺激的でした。私は辛いものが得意でしたが、同級生たちは「辛い」と騒ぎだしました。今回、栄養士の役をやってみて、あれは、子どもたちにいろんなものを食べさせたいという気持ちからの、栄養士さんのチャレンジだったのではないかと思いました。
食べることで人とのつながりができたり、食べることは、ただ生物学的に生きるのではなく、本当に人間として生きることにもつながっていると思います。
食事は、基本的には1日3回必ずするものです。そうした身近なものが持つ温かさをお届けできたらと思います。コロナ禍になってから、人との距離を取ることが求められ、一人で食事をされる方も多くなったと思います。でも給食は、作る方やメニューを考える方、材料を生産している方と、たくさんの人とのつながりで作られています。この映画を通して、皆で食べるご飯の温かさを感じていただけたらと思います。
(取材・文/田中雄二)
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