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荒川 もちろん楽しみですよ。
皆川 やっぱり、お客さんの盛り上がり方が全然違うんです。これは細川さんの作品じゃないと経験できないと思います。
荒川 稽古場だとお客さんがいないから、虚無感がある(笑)。お客さんの前でやらないと分からないところがありますよね。
皆川 うん。どうなるんだろうと思いながら稽古をするけど、本番では本当にお客さんが笑うんで、細川さんはすごいと思います。
細川 お客さんを笑わすことだけを考えて作っていますから。なので、これが配信になったら難しいと思います。絶対に客前でやらないといけない作品です。
細川 コロナ禍になって、客席数制限などもあり、舞台のチケット代が高くなっています。ですが、この作品は7千円です。これは本当に安いと思うので、ぜひ、7千円で笑いに来てください。劇場でみんなで笑うというあの気持ち良さを皆さん忘れていらっしゃるかもしれませんが、やはり最高に気持ちいいと思います。
皆川 今回は、清宮さんが出るので、僕の息子や娘の同級生が見に来たいと言っていました。若いお客さんが増えたらすごく面白いと思いますし、そういう方に刺激を与えられたらと思います。
荒川 こんなおじさんたちが何の意味もないことをやっているところを若い人に見てもらいたいですよね(笑)。
細川 演劇ってマイナーで難しいというイメージがあると思うので、こういうのもあるというのを知っていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
「3年B組 皆川先生~2.5時幻目~」は、6月17日~7月4日に都内・本多劇場で上演。
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