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謎がいっぱいでミステリアスな人ですよね、ベートーベンは。今回、この作品に出演することになり、改めてベートーベンについて調べているうちに、ものすごく興味が湧きました。これまであまり意識していなかったのですが、興味を持って彼の作った音楽を聞いていると、「運命」や「月光」「ピアノソナタ」という有名な曲の数々も、すごく繊細な気持ちが表れていると感じます。でも、それは、ベートーベンだからというよりは、あの時代を作った作曲家の人たち全員に共通していることだと思います。その人の背負っている運命や精神状態がそのまま音楽に残っているんです。きっと隠したい気持ちもあっただろうに、それがこうして後世まで残っていることを思うと、残酷でもあり、すてきなことだなと改めて思いました。
この作品は、私にとって新しい世界への挑戦になります。きっと観客の皆さんにとっても新しいものを体験していただけると思うので、その新しい世界の舞台をみんなで体感しましょう。
(取材・文・写真/嶋田真己)
「Op.110 ベートーヴェン『不滅の恋人』への手紙」は、11月28日~29日に兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールほか、富山、愛知で上演。東京公演は、12月11日~26日によみうり大手町ホールで上演。
公式サイト https://op110.jp/
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