エンターテインメント・ウェブマガジン
もう一つ、自分の映画では、瞬間的に出てくる暴力性の表現として、“ビンタ”を多用しています。『歓待』(10)、『淵に立つ』、『海を駆ける』(18)、『よこがお』…。いずれもビンタするシーンがあります。最初は特に意識していなかったのですが、さすがに最近は自分でも入れなければいけないような気になっていて、今回も…と思ったら、もともと原作にビンタのシーンがあって。これは、『本気のしるし』の影響だったのかな…と(笑)。他にも、今回の脚本を書きながら、「『本気のしるし』の影響を受けているかも…」と思ったことが何度もありました。
ありがたいお話ですが、驚きました。漫画が原作ですし、どちらかというと娯楽性の強い作品なので、「カンヌ向きではないかな…?」と思っていましたから。だから、本当にびっくりしたし、懐が深いな…と。
そう言っていただけるのは、うれしいですね。日本映画はずっと「4K(黒沢清、北野武、是枝裕和、河瀬直美)」と言われてきましたから。若い世代としては、そういう評価を少しでも更新していけたら…と思っています。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
-この映画は、ちょっとフランス映画みたいなところがありましたね。 分かります。私もそう思いました。確かにそういう味わいがありますね。最初の撮影が、矢添と2人で、部屋で紅茶を飲んでいるシーンだったんですけど、プレイバックしてモニターを見た時 … 続きを読む
映画2025年12月23日
-12年という時間が、そういう皆さんの固い絆を作り上げたわけですね。そんな作品に出合える機会は、俳優人生の中でめったにないことだと思いますが、皆さんにとって「緊急取調室」シリーズとはどんな存在でしょうか。 天海 12年という時間とエネルギー … 続きを読む
映画2025年12月20日
『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』(12月19日公開) 友人の結婚式で知り合ったデビッドとサラは、レンタカーのカーナビに導かれ奇妙なドアにたどり着く。そのドアの先は、それぞれの「人生で一番やり直したい日」につながっていた。“ … 続きを読む
ドラマ2025年12月19日
12月19日、東京都内のNHKで、1月5日からスタートする夜ドラ「替え玉ブラヴォー!」の完成会見が行われ、主人公・千本佳里奈(ちもと かりな)役の北香那、佳里奈の親友・二木優美(ふたぎ ゆみ)役の天野はながドラマの見どころを語ってくれた。 … 続きを読む