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役者としては気楽で、撮影が終わった直後に気掛かりなことがあっても、監督がOKを出したんだから、まぁいいかと思っています。それ以上考えてもよくはならないし、悩むことで次のシーンがグズグズになる方が嫌なので、監督を信じるのが一番です。そんなふうにやっていたら、いつの間にかモヤモヤすることもなくなりました(笑)。
いつもは母(山口百恵)が料理を作ってくれて、それがうまくて、休みの日は父(三浦友和)もカレーとかを作ってくれて、それもうまかったんですが、小学生のときの日曜の朝、学校が休みで兄貴(三浦祐太朗)と家にいると、父が駅前のマクドナルドで朝マックを買ってきてくれることが年に数回だけあったんです。それもうまかったです(笑)。
僕たちが発信しているメッセージ以上のものを感じてもらえると思います。命の話であり、生きている人が今を未来につないで世の中を作っていくことを描いた物語です。そして、この映画を通して、今を一緒に生きている周りの人たちのことを少しでも思いやるきっかけになればうれしいです。
(取材・文・写真/錦怜那)
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