【インタビュー】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』アンソニー・ルッソ監督「今まで見たことがないアイアンマンやソーを楽しんでもらえると思います」

2018年4月17日 / 20:24

-オールスター・キャラクターを描く楽しさを教えてください。

 とにかく、人数が多いというだけではなくて、これだけ才能豊かな俳優が一堂に会するということはなかなかありません。特に、私も弟も常に俳優と一緒にいて、演出したりするのが大好きな、“俳優寄りの監督”なので、自分たちにとっては、本当に楽しくて、わくわくしっ放しでした。目の前で彼らの素晴らしい演技を見られただけではなく、一人一人が持ち味や個性を生かしながら、新たな相手と絡むことで、思わぬケミストリーが生まれる瞬間も見ることができました。とても楽しい時間でした。

-では、特に苦労することもなかった?

 みんな、仲が良過ぎて和気あいあいで、雑談がやまないのでなかなかカメラが回せない(笑)。みんなが静まるのを待つのが大変でした。

-マーベルシリーズは、それぞれの監督による、キャラクターに対する解釈の違いが逆に面白いと思いますが。

 私たち兄弟にとっても、そこが、この映画を作るに当たっての難点でした。それで、ファン目線に立ち返って、今までのシリーズを全て見直してみました。その中で、ライアン・クーグラー監督が捉えた『ブラックパンサー』のキャラクターや、タイカ・ワイティティ監督が『~バトルロイヤル』で描いたソーのキャラクターと、私たち兄弟が考えるキャラクターの解釈が違うことに改めて気付きました。
 でも、原作のコミックにしても、例えば『キャプテン・アメリカ』はもう何十年も続いているので、たくさんの異なるバージョンがあります。作画やストーリーを担当する人によって、どんどん変化しています。つまり、それぞれの人の考え方や解釈が織り込まれていくわけです。そこがまた面白い。そう考えると、この映画は、ファンや観客にとっても、今まで見たことがないアイアンマンやソーを楽しんでもらえのではないかと思っています。

(取材・文/田中雄二)

(C)Marvel Studios 2018

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