エンターテインメント・ウェブマガジン
tvkで放送されたでんぱ組.incの主演ショートドラマ「でんぱコネクション フレンチ~オシャレ探偵局」のブルーレイ&DVD発売に伴い、このほどメンバーがインタビューに応じた。
2012年に放送され、井口昇監督とでんぱ組.incのタッグで話題となった「でんぱコネクション」が3年ぶりに復活した本作。全編横浜でロケを敢行、メンバー6人が演じる“美少年オシャレ探偵”が珍事件を次々と解決していく。また、劇中では女性役との二役を演じ分けている。メンバーがドラマの見どころを語るうちに垣間見えた、6人の素顔とは?
相沢梨紗 フランソワ・リサは、リーダーで真面目。唯一の眼鏡キャラなのですが、衣装合わせの時に私が「そういえば眼鏡キャラがいないですね」と軽い気持ちで言ったら決まってしまいました。普段あまり眼鏡は掛けないのですが、眼鏡が役に入るグッズになってうれしかったです。
古川未鈴 アラン・ミリンは熱血な感じで、どストレートにわが道を行く男の子。ウインクで相手の心を読み取る超能力があって、何度もウインクしましたが、出来上がった映像を見たら半分ぐらい両目をぱちぱちつむっていました。現場ではできていると思っていたんですけど(笑)、思ったよりできていなかったのが心残りです。
成瀬瑛美 ミッシェル・エイタソは女の子に免疫がなくてモテなくて、洋館がとても好きな日本のオタク系のキャラ。演じるのがとても難しかったです。
夢眠ねむ セルジュ・ネムは怪力で食いしん坊という、普段の夢眠ねむさんとまったく同じキャラで、役作りが不要でした(笑)。食べているシーンで一番大変だったのが激辛カレーで、確か10辛だったと思います。ガチで食べたらあまりの辛さで耳が痛くて、耳と食道ってつながっているんだと感じました。
最上もが ジャック・モガは、甘い言葉を投げ掛けて相手をくらっとときめかせる能力を持っていまして。相手を褒めて、その人が照れている隙をだいたいピンキーさんが助けてくれる。演じ分けた女の子のキャラとは見た目の変化がなく、演技でどう別人に見せようかというところでテンパりました。
藤咲彩音 ジャンポール・ピンキーは自分の中で“ショタ”という設定を作っていて、ウイッグをボブにして、一人称も“僕”と言って、男ではなく男の子という演技をしてみたり。私は前作では学校に行きながら撮影していたので、現場では撮影の合間にほとんど寝ていました。今回の「~フレンチ」ではそれを克服しようと思って、寝ずに頑張りました(笑)。
相沢 私たちがいるお店(秋葉原ディアステージ)には格好いい“男装さん”がいっぱいいるんですよ。なので、クオリティー的にわれわれが男装などをしてよろしいか?という気持ちはありました。普段は女の子としてやっていて、オタクとして元祖の方たちへのリスペクトもあるので、緊張してドキドキしました。ファンの方はみんな格好いいと言ってくれました。
古川以外全員 未鈴ちゃん!
夢眠 今も、ずっと役に入っているのかというぐらいの座り方(笑)。この格好だと、いつもは怒られるような少し猫背で足を開いてにらんでいるみたいな感じでも、さまになるし怒られない。
相沢 未鈴ちゃんは普段もこんな感じなので。この格好に安心しきっているもんね。
最上 普段のしゃべり方も「~っすか!」と言うから、そのままっぽい感じ。
夢眠 一応、(未鈴ちゃんは)アイドルのセンターなんですけどね(笑)。
古川 一番しました。私は人に触るのが大っ嫌いなのに、ちゅーなんて顔と顔がすごく近いんですよ。どうしようと思って。とはいえ役だったので、ここで恥ずかしがっていちゃダメだと、頑張ってちゅーしました(笑)。井口監督がその場で「ちゅーもしちゃおうか!」みたいに(芝居を)付け足していくので、心構えがまだ、ということもありました。
夢眠 あの、禁止されているうちが華ですよ。
成瀬 ないです~(笑)。
古川 されていないですね。
夢眠 えいたそ(成瀬)なんか人の恋愛が大好きだもんね。
成瀬 自分が本当に何にもないもんだから、人の話が楽しいんです。少女漫画を見ているようなノリで。
相沢 普通のアイドルは、こんなことは言わないと思うんですよ。でも私たちは、番組などでもメンバーの何人かが「結婚したい」と普通に言っていたりするので(笑)。
夢眠 私たちが「わあ、アイドルだ!」と思っているような子たちから「でんぱ組さんに憧れています。カラオケで歌いました」と言われたりすることもあって、ちょっと心配なんです。悪影響を与えない程度に活動していきたいです(笑)。
最上 それぞれに活動してもまた集まってライブをやったり、そういうふうに続けられたらいいなと思っています。
好評発売中
「でんぱコネクション」Blu-ray BOX [PCXP-60044/2枚組(※)] 8424円(税込)
「でんぱコネクション」DVD BOX [PCBP-62167/2枚組(※)]
6264円(税込)
「でんぱコネクションフレンチ」Blu-ray [PCXP-50320/1枚組]
4104円(税込)
「でんぱコネクションフレンチ」DVD [PCBP-53330/1枚組]
3024円(税込)
「でんぱコネクション」Blu-ray [PCXP-50321/1枚組]
4104円(税込)
※購入者対象チェキ撮影会イベントも開催!詳細は公式HPをご覧ください。
映画2025年9月18日
『宝島』(9月19日公開) 1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民たちに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。 村の英雄でリーダー格のオン(永山瑛太)と弟のレイ(窪田正孝)、彼らの幼なじみ … 続きを読む
2025年9月18日
朝鮮の文化を近代日本に紹介した民藝運動家の柳宗悦や陶芸家の河井寛次郎。彼らが1930年代に見た朝鮮の風景に憧れ、1970年に韓国の農村を訪れたのが写真家の藤本巧さんだ。以来50年以上にわたり、韓国の人々と文化をフィルムに刻み続けてきた。 … 続きを読む
映画2025年9月18日
世界的なスター指揮者のティボ(バンジャマン・ラべルネ)は、突然白血病を宣告され、ドナーを探す中で、生き別れた弟のジミー(ピエール・ロタン)の存在を知り、彼の隠れた音楽的な才能にも気付く。兄弟でありながらも異なる運命を歩んできた2人。ティボ … 続きを読む
映画2025年9月16日
東日本大震災から10年後の福島を舞台に、原発事故で引き裂かれた家族と青春を奪われた若者たちの姿を描いた『こんな事があった』が9月13日から全国順次公開中だ。監督・脚本は、『追悼のざわめき』(88)などで日本のみならず世界の映画ファンから支 … 続きを読む
映画2025年9月12日
ニューヨーク・ブルックリンで暮らすアジア人夫婦を主人公に、息子の誘拐事件をきっかけに夫婦の秘密が浮き彫りとなり家族が崩壊していく姿を、全編NYロケで描いた『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月12日から全国公開され … 続きを読む