エンターテインメント・ウェブマガジン
「先週の神回!」というタイトルでコラムをスタートさせた以上、今期の“神アニメ”の呼び声高い作品を、放送中に挙げておかないわけにはいかないだろう。日本だけでなく、海外でも大ブレーク中の「進撃の巨人」だ。
最終回の一歩手前となる第2話「慈悲―ストヘス区急襲(2)―」では、女型の巨人を捕獲するべく、調査兵団が一大作戦を決行。主人公エレンの葛藤と決断、そしてこん身の一撃までが、迫力の市街戦と並行して怒とうの勢いで描かれ、いや応なしに盛り上がる展開を見せた。関連ツイートも関東圏だけで放送中に1万2000回以上つぶやかれ、クライマックスと呼ぶにふさわしい回となった。
見どころの多いエピソードだが、やはり立体機動装置による戦闘シーンのすさまじさが白眉と言えるだろう。女型の巨人の進撃を止めるべく、サーカスばりの連携技や、低空スレスレで(しかも地面に対して横体勢で!)飛び掛かるミカサなど、映画『スパイダーマン』シリーズに勝るとも劣らない、空中アクションのつるべ打ちには思わず目がくぎ付けになってしまう。
イベントでプロデューサーが語ったところによれば、本作には通常の作品のおよそ倍のスタッフが投入されているとのこと。しかしアニメの制作現場とは常に人手とスケジュール不足に悩まされるもの。ましてこれだけのアクションを描く「進撃の巨人」ともなれば、制作現場が劇中の調査兵団のような修羅場であることは想像に難くない。そのことを重ね合わせると、我々は単にフィクション上の戦いを見ているのではなく、その作品を背負って、現実に戦っている人々のあがきを目撃していることになる。だからこそそれが鬼気迫る映像として伝わり、我々はそれを「神回」と呼ぶ。原作マンガが今も連載中なだけに、ひとまずの決着が最終回でどのように描かれるのか気になるが、いずれにせよ見届けておくべき熱量のアニメであることは間違いない。(野口智弘)
ドラマ2026年1月15日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)と共に天下統一を成し遂げるまでの奇跡を描く物語だ。1月11日に放送された第2回「願いの鐘」では、一度は故郷の村 … 続きを読む
映画2026年1月15日
メジャーとインディーズの垣根を超えた多彩なクリエーターによる短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)」の第8弾となるオムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』が、1月1 … 続きを読む
ドラマ2026年1月14日
菅生新樹が主演するドラマ「人は見た目じゃないと思ってた。」(テレ東系)が、毎週木曜0時30分から放送中だ。本作は人は誰のため、何のために“見た目”に拘るのか…ルッキズムの現代社会に一石を投じるファッションヒューマンドラマ。「人は見た目では … 続きを読む
ドラマ2026年1月8日
西畑大吾主演のドラマ「マトリと狂犬」(MBS・TBSドラマイズム枠/毎週火曜深夜)が1月20日にスタートする。本作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で2020年から連載されている同名漫画のドラマ版。 麻薬取締捜査官・黒崎、刑事・葛城 … 続きを読む
ドラマ2026年1月8日
1月4日から放送スタートしたNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」。大河ドラマで人気の戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(若い頃の名は小一郎)を主人公にした物語ということで、どのような幕開けになるのか、興味深く第1回を見守った。小一郎役の … 続きを読む