【映画コラム】ほら話や寓話を聞いているような気分になる『ゴールデン・リバー』

2019年7月6日 / 15:57

  また、この映画は、モリスの日記、馬、ショール、歯ブラシなど小道具の使い方が印象に残るし、兄弟の母親をニューシネマ時代の名脇役キャロル・ケイン、提督をルトガー・ハウアーが演じているのも面白い。個人的には、オーディアール監督の映画には今まであまりいい印象を持てなかったのだが、この映画で大いに見直した。(田中雄二)

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