【映画コラム】涙が頬を伝うが、ほほ笑みながら見ていられる『ワンダー 君は太陽』

2018年6月16日 / 15:59

 また、『スター・ウォーズ』好きのオギーの想像の世界に、本物のチューバッカが現れるシーン、ヴィアが、平凡な町を舞台に、そこに住む人々の日常をつづった「わが町」を学校演劇で演じるシーン、宇宙飛行士に憧れるオギーに向かって、ミランダがデビッド・ボウイの「スペース・オディティ」のように「メジャー・トム」と呼び掛けるシーンなど、ディテールにも心温まるものがある。今年必見の映画の一本と言っても過言ではない。(田中雄二)

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