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これこそ、松本穂香という女優の特徴を端的に言い表した言葉だ。先の見えない時代だからこそ、生きる上で大事なのは、あふれるバイタリティーよりも、どんなことがあっても折れないしなやかさとたくましさ。それを体現している松本は、今の時代が求める女優と言えるのではないだろうか。
その持ち味が生きるのは現代劇にとどまらない。10月16日から全国公開される『みをつくし料理帖』では、江戸時代に女性でありながら料理人として生きる主人公・澪(『わたしは光をにぎっている』の主人公と同名なのは、偶然にしても出来過ぎの感がある)を演じている。時代が求める女優・松本穂香の活躍に、今後も期待したい。(井上健一)