劇団EXILEの最新舞台が開幕 和太鼓も登場。エンターテインメント性もたっぷり

2015年3月2日 / 19:08

 劇団EXILEの最新舞台「Tomorrow Never Dies~やってこない明日はない~」が開幕した。ヒップホップダンスをめぐる若者たちと地域社会とのあつれきと和解の物語をベースに、男気あふれる和太鼓のパフォーマンスや、生演奏も含めた音楽をふんだんに取り入れたエンターテインメント性たっぷりのステージに仕上がっている。

 劇団EXILEは2007年に結成され、さまざまな芝居に挑戦してきたが、今回はハートウオーミングなミュージカルで定評のある劇団「三ツ星キッチン」を主宰する上條恒氏が演出、脚本を手掛け、劇団EXILEに新風を吹き込んだ。

 舞台は海の見える地方都市。統廃合でなくなる小学校を卒業した若者たちが在校生によるダンス発表会の企画を立ち上げるが、商工会やPTAなど地域の大人たちの意見もあり、ダンスを最新のヒップホップにするか、よさこいソーランにするかなかなか決められない。若者たちはさまざまな問題にぶつかりながら、子どもたちと共に本当に大切なものを見つけていく、というストーリーだ。

 妻に先立たれ男手一つで息子を育てる洋輔に秋山真太郎、東京から戻った元ダンサーの和也に小澤雄太を起用し、劇団EXILEと三ツ星キッチンのメンバーが舞台狭しと駆け回る。今年、劇団EXILEの新メンバーとして活動を本格化させたばかりの18歳の佐藤寛太が出演しているのも話題だ。

 勢いや夢だけでは解決しない問題と向き合い、現実的な突破口を見つけようとする若者たちの姿が丁寧に描かれ、物語の節目に配された楽曲で心情を歌い上げる。一番の見どころは、彼らの「答え」ともいえる発表会でのパフォーマンス。子どもたちのキレのあるダンスに加えて、和のテイストに満ちた出し物が、観客の胸の高まりを増幅する。

 舞台初日にはゼネラルプロデューサーを務めるEXILEのHIROから祝福メールが届き、激励されたメンバーたち。中心的人物の秋山は「(物語の舞台になる)地方都市にはいろいろなしがらみがあるが、見た人が前向きになれるように演じていきたい」と話し、「劇団EXILEの舞台をもっとたくさんの人に見てもらいたい」と目標を語った。

舞台は8日まで。都内、博品館劇場で上演。


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