北野武監督「現場では随分心配した」 超ベテラン出演者の“ジジイ”ネタを披露

2015年4月14日 / 20:08

 (前列左から)萬田久子、藤竜也、北野武監督、近藤正臣、中尾彬、(後列左から)吉澤健、樋浦勉、小野寺昭、品川徹、伊藤幸純、安田顕

 映画『龍三と七人の子分たち』の舞台あいさつ付き特別試写会が14日、東京都内で行われ、出演者の藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、萬田久子、北野武監督ほかが登壇した。

 本作は、引退したヤクザの元組長・龍三(藤)とその子分たちの奮闘ぶりを描いたコメディー。

 主演の藤は「これは人生を深く語る難しい映画ではございません。ですから、まず笑いのスイッチを入れてご覧ください。以上」と手短にあいさつした。

 また、龍三と7人の子分を演じたのは平均年齢73歳の超ベテラン俳優たち。登壇者を見渡した北野監督は「ザッと並ぶと戦没者慰霊祭のような…」と笑いを取りながら「現場は本当に楽しかったけど、随分心配したこともありました」と撮影中のエピソードを語り始めた。

 「中には、『よーいスタート!』の声が聞こえなくて『エッ?』って言う人がいたり、カンペを書いたら『小さくて見えない』っていう人…」と“ジジイ”ネタを繰り出し「衣装を着てそのまま帰っちゃう人。あとは何をとち狂ったか衣装さんを口説いているおじいちゃんがいたり、よく分かりません」と続けて、爆笑を誘った。

 さらに「今日は黙とうから始まるのが一番怖かった」と冗談めかした北野監督は「『とにかく初日までは頑張ってくれ』と。おかげさまで皆さん元気でそろっていただきまして。この映画がヒットしたら次は『龍三と七人の幽霊たち』という映画を作れると思う」という言葉で締めくくった。

 映画は4月25日から全国ロードショー。


芸能ニュースNEWS

「わた恋」“黒澤”菊池風磨と“葵”久間田琳加の冒頭シーンに反響 「イチャコラがリアルで微笑ましい」「風磨くんの筋肉美がすごい」

ドラマ2024年11月24日

 菊池風磨が主演するドラマ「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、オフィスを舞台に“笑わない”寡黙(かもく)な上司・黒澤智也(菊池)と、部下の森田葵(久間田琳加)をはじめ6人 … 続きを読む

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

Willfriends

page top