綾野剛「自分を認めることも大事なのかな」 毎日映画コンクール“男優主演賞”受賞

2015年2月10日 / 20:04

 (前列左から)安藤サクラ、呉美保監督、熊切和嘉監督、綾野剛、(後列左から)小松菜奈、伊藤英明、鈴木京香、池脇千鶴、登坂広臣

 「第69回 毎日映画コンクール」の表彰式が10日、神奈川県川崎市で行われ、受賞者の綾野剛、安藤サクラ、伊藤英明、池脇千鶴、登坂広臣、小松菜奈、鈴木京香ほかが登壇した。

 『そこのみにて光輝く』で男優主演賞を受賞した綾野は「非常にうれしい。あらためてスタッフ、キャストの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。

 「俳優という職業は自己評価ができないため、他人の評価による賞にはどこか懐疑的だった」という綾野は「今回もこうやって賞を頂くことをどこかで疑っていたのですが、少しずつ“自分のことを認めること”も大事なのかなと同時に教わっている気分です」と語った。

 本作で多くの賞を受賞したが「このままでは『“そこのみ”がよかったね』と言われかねないので、また次の作品にまい進し、自分と戦っていきたい」と決意を新たにした。

 原作、脚本、監督を実姉の安藤桃子氏が務めた『0.5ミリ』で女優主演賞を受賞した安藤は、トロフィーを手に「まさか姉がお金をかき集めて作ったこの作品で受賞できるとは…」と非常に驚いた様子で、姉に感謝するとともに「現場でそれこそ家族を超える愛情でたくさん助けてくださったスタッフの皆さんと(ロケを行った)高知という土地に心からありがとうと伝えたいです」と語り、満面の笑みを浮かべた。

 一方、スポニチグランプリ新人賞は、登坂が『ホットロード』で、小松が『渇き。』でそれぞれ受賞。小松は「こんなすてきな賞を頂き本当にうれしく思います。デビュー作で、こんな大きな役を頂き、すてきな共演者の方々の中で演技させてもらいすごく幸せです」と感謝を述べた。

 同じく初演技となった登坂も「このような名誉な賞を頂き恐縮な気持ちでいっぱい。表現者としてはまだまだ未熟な部分があるので、この賞にふさわしい表現者に成長できるように頑張りたい」とあいさつした。


芸能ニュースNEWS

横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実「べらぼう」キャストが最終回にトークショー「蔦重もきっと喜んでいる」

ドラマ2025年12月15日

 12月14日、東京都内でNHKの大河ドラマ『「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」最終回!ありがた山スペシャル~パブリックビューイング&トークショー~』が行われ、出演者の横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実が、1年間番組を応援し … 続きを読む

「ぼくたちん家」最終話は「涙がぽろぽろ流れる最高傑作」  「ぼくたちはみんな『あたり』の人生」「区役所の人も誠実で泣けた」

ドラマ2025年12月15日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ギター作りの職人になりたいというほたる(白鳥玉季)に付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一(及川)と索(手越祐 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「継承の美学を学んだ3カ月だった」「有馬記念の直線で号泣。椎名社長(沢村一樹)が『ホープ!』と叫んでいるのも胸アツだった」

ドラマ2025年12月15日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第10話(最終話)が、14日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こし … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生の逃避行の愛が「あまりに切ない」 「澪と眞希、どちらの気持ちになっても号泣」

ドラマ2025年12月14日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第11話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」連続殺人事件の犯人が判明 「最後の口パクはどういう意味?」新たな犠牲者に「悲し過ぎる」

ドラマ2025年12月14日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第9話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ドの子・瀬戸紫苑(大後寿々花)の実家へと向かった高木(間宮)と園子(新木)とゆき(剛力彩芽)は、ポ … 続きを読む

Willfriends

page top