戸田恵梨香「役者人生の第一ステージが終わった」 『劇場版 SPEC』舞台あいさつに登壇

2013年11月1日 / 19:20

 (左から)大島優子、向井理、戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、堤幸彦監督

 『劇場版 SPEC~結(クローズ)~漸ノ篇』の初日舞台あいさつが1日、東京都内で行われ、出演者の戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、向井理、大島優子、堤幸彦監督が登壇した。

 「長い撮影期間を振り返って、一番思い出に残っていることは?」と聞かれた戸田は「ちょうど桜が咲いている時季に差し入れをさせていただいたんですけど、みんなで桜の木の下で宴会のようにご飯を食べた日が、自分の中でいとおしく印象に残っています」と振り返った。

 SPECシリーズは、この『漸ノ篇』と『爻(コウ)ノ篇』で完結を迎える。戸田らは「現在の気持ちを表した漢字一文字」を直筆で半紙に書いて披露した。

 「謎」と書いた大島は「謎の女(の役)ですし、いろんな取材を受けても何にも言えないんですよね。漢字が難しくて何回も書き直しをしたんですよ」と話し、会場の笑いを誘った。

 戸田は「『終』。SPECシリーズが終わるという意味の『終』でもありますし、私の役者人生の第一ステージが終わったなと思います。迷い続けながらやってきて、SPECと出会ったことで一つ何かを見つけることができましたが、SPECが終わることによって私の道筋も一つ終わるなと。これから第二ステージに上がるための日々を過ごしていくんだなと思います」と現在の心境を語った。


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